【新潟県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。「稲わら」を使った大迫力のアートは必見!
◆天空米
「天空米」は、「石打丸山スキー場」の秋の風物詩。収穫した稲穂をリフトに吊るして天日干しする様子は、この地域ならではの眺めである。 石内丸山スキー場展望テラスの眼下に広がっているのは、魚沼平野。日本有数の米どころであり、ブランド米「魚沼コシヒカリ」の有名な産地であるが、ここで収穫された稲穂の一部は伝統的なはぜかけではなく、スキー場のリフトを活用して乾燥させる。この方法を使うことで、より効率的においしい米に仕上げられるそうだ。 天日干しをするタイミングに合わせて、ザヴェランダ石打丸山では9月21日(土)から秋の新米フェアと題して、この絶景を眺めながら新米の南魚沼産コシヒカリを楽しむイベントも開催。特製お弁当の販売や新米販売などさまざまな催しが行われる。 収穫直前の風景も見事。黄金色に輝く水田と、日本百名山の「巻機山」や「越後三山」のひとつ「越後駒ケ岳」などの雄大な山々が織りなす光景は圧巻だ。 見ごろの時期:9月下旬~10月上旬 天空米(てんくうまい) 所在地 新潟県南魚沼市石打1655 石打丸山スキー場
◆苗名滝
「苗名滝」は、新潟と長野の県境を流れる「関川」にかかる落差55メートルの大滝。「日本の滝100選」のひとつで、轟音を響かせて流れる様子から「地震滝」とも呼ばれている。 紅葉の時期は、多くの人が訪れる人気シーズン。観賞におすすめの時間帯は夕方ごろで、夕日に照らされて赤く輝く滝と、断崖上部に広がる紅葉のコラボレーションは必見だ。 また、駐車場から滝まで遊歩道が整備され、滝の展望台まで歩くと約15分。滝つぼ付近まで近づくことができ、滝の迫力を体感できる。地面がうなるような感覚を、間近に感じよう。 見ごろの時期:10月中旬~10月下旬(冬期は閉鎖) 苗名滝(なえなたき) 所在地 新潟県妙高市杉野沢
◆奥只見湖遊覧船
奥只見湖は、貯水量6億立方メートルを誇る国内最大級の人造湖。湖には遊覧船が運行しており、湖上でクルージングを楽しみながら秘境の美景を堪能できる。湖周遊、銀山平、尾瀬口のコースがある。 北欧を思わせる新緑や、一面錦絵の世界となる秋は圧巻。 長いトンネル(奥只見シルバーライン)を抜けると目の前に、2,000メートル級の山々が赤や黄色に色づいた、ダイナミックな紅葉の眺望が広がる。また、湖畔を彩るブナ林やカエデ、ナナカマドなどの葉が湖面に映る、美しい光景も見どころだ。 さらに、山には万年雪が残っているため、紅葉の最盛期には山頂に雪、中腹以下は紅葉といった、雪と紅葉が織り成す景観も楽しめる。 見ごろの時期:10月中旬~11月上旬 奥只見湖遊覧船(おくただみこゆうらんせん) 所在地 新潟県魚沼市湯之谷芋川字大鳥1317-3