このひと手間で仕上がりにぐっと差がつく「塩焼きそば」の作り方
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南! 今回は、具材と麺にそれぞれひと手間かけることで仕上がりに差がつく「海鮮塩焼きそば」を作ります。 料理初心者男子でもデキる・モテる簡単レシピ
冷凍庫のアレを使えばいつでも簡単!
夏の疲れが今頃出てきたんでしょうか。最近、何をするのもおっくうで……。「自炊もインスタント食品に頼りがちなんです」と野本やすゆきさんに相談してみたら、「そういう時もありますよね」という寛大なお答え。 「でも、冷凍食品や買い置きの麺を使っても最大限においしくできるんですよ。たとえばシーフードミックスを使った焼きそばとかね」 なぬ! それではさっそく、そのシーフードミックスを使った「海鮮塩焼きそば」を教えていただきましょう。なんでも、具材と麺にそれぞれひと手間かけることで仕上がりにぐっと差がつくんだそうですよ。
「海鮮塩焼きそば」を作ってみよう!
材料(2人分) 中華蒸し麺 2袋 シーフードミックス 300g セロリ 1/2本 生姜(千切り) 1/2かけ分 長ネギ(みじん切り) 1/4本分 A酒 大さじ1 A水 大さじ1 A塩 小さじ1/2 A顆粒鶏がらスープ 小さじ1 Aごま油 小さじ1 サラダ油 大さじ1・小さじ2 塩・胡椒 適量 レモン くし切り1かけ分
和食の技法でシーフードミックスをよりおいしく!
ということで、まずは具材の海鮮をよりおいしくするための下ごしらえから。シーフードミックス(冷凍)は3%程度の塩水に20分~30分ほどつけて解凍し、水気をしっかり取っておきます。これは和食で言うところの“立て塩”という技法ですが、余分な水分を吸わずに旨味を逃がさないという効果が期待できるので、ぜひひと手間かけていただきたいところ。
シーフードを塩水につけて解凍する間に、塩焼きそばの塩だれを作っておきましょう。と言ってもAの材料(酒、水、塩、顆粒鶏がらスープ、ごま油)を混ぜるだけ。このたれは野菜炒めなどにも応用できるから、覚えておくと便利ですね。