大阪市・松井市長が定例会見4月1日(全文2)都市間競争を戦う力が強化された
見回り隊はいつまで維持するつもりか
記者1:すいません、さら問いですいません。見回り隊なんですが、市長の中ではまん防の実施期間、30日っていうところだけ見回り隊をつくって、そこで終わってしまうのか、それとも今後も継続して、もうワクチン等が普及するまで、感染抑止策をそれほど取らなくなるまで、見回り隊を維持されるつもりなのか。 松井:組織の規模はその時々によって柔軟に大小あると思います。ただ、やはりもうこれだけ急拡大をするという状況を目の当たりにする中で、やっぱりワクチンが接種する、接種が終了するまでは、やっぱりこの見回り隊は組織として必要なんだろうなというふうに今は思ってます。いや、今もあるんですよ。大阪府が、今は見回り隊を中心となってやってくれてるんでね。でもやっぱりその組織がちょっと脆弱、こういう状況の中では脆弱で、やっぱり義務を課せられることまでできる法律ですから、やっぱり見回り隊もそれに見合わす形で組織力、機能強化は必要だと思ってます。 記者1:当面の間はその機能強化して、人員も拡充してというふうな方向で考えていらっしゃるんですか。 松井:うん、考えてます。 司会:ほか、ございますでしょうか。読売新聞さん。
今日、広域一元化条例が施行。意気込みを聞かせて
読売新聞:読売新聞の浅野です。今日から広域権限を府に一元化する条例が施行されましたけど、あらためて意気込みをお聞かせください。 松井:この条例で、府市は大きな広域行政、特に大都市の大開発、都市開発については、やっぱり大阪府が大阪市からの事務委託を受ける形で責任が生じました。責任が生じる限りは、これは大阪府も財政的にも支援するというのは当然のことです。これまではエリアに分けてそれぞれ別々でやってきましたけども、これから世界の都市とやっぱり競争する中では、大阪市の持つ能力、財力だけではなくて、大阪府の持つ能力、財力を、これはもうセットにすることで、世界のさまざまな都市間競争に、戦う力が強化されたというふうには思ってます。 司会:ほかございますでしょうか。