思わぬ反響に驚き…アメリカの学校に「キャラ弁」を持っていった子どもに起きたこと
【ワッキーウッキーのアメリカトレンドレポ】アメリカ在住歴24年のクックパッドアンバサダー・ワッキーウッキーさんがシカゴより最新トレンドをレポート!アメリカで流行っている食材や、日本でもお馴染みのアノ商品の意外な一面などを現地からお届けします。日本とは全く違うアメリカの学校のランチ事情についてご紹介します。 ◇ ◇ ◇
日本の学校でのお昼ご飯といえば、栄養計算された学校給食や、おかずがたくさん入っているお弁当を家から持参するなどが一般的ではないでしょうか。 でも、私が住んでいるアメリカの学校では、それはありえないこと!今回は、リアルなアメリカのランチ事情をレポートします。
毎日ピザやホットドッグも可能⁉️アメリカの学校給食のリアル
日本の一般的な小学校や中学校では給食がつきもの。それを毎日楽しみにしている子ども達も少なくないはずです。アメリカの場合も、もちろん給食はあります。……と言っても、全員で同じものを食べる日本の給食とは全くの別物。 アメリカの学校給食は「ホットランチ」と呼ばれることが多く、生徒それぞれが好きなものを購入して食べるスタイル。そのメニューは数種類しかなく、日本のように栄養士さんが考えに考えたおいしくて健康に良いメニューならまだしも、「えっ!これがランチ?」と思うような物が多いのが現状です。 例えば、ピザ、ホットドック、チキンナゲット、マカロニチーズなどがメインメニューで、あとはフルーツ、ヨーグルト、ゼリー、ドリンク、クッキーなどのサイドメニューも購入可能。
アメリカの子ども達が大好きな定番の物が多いのですが、油っぽいものが多く、かなりのハイカロリー。野菜もほぼ摂れません。自分で好きなメニューが選べてしまうだけに、「ピザが好きだから今日も明日もピザ!」なんてことにもなりかねません。毎日ホットランチにしてしまうと、子どもの健康面においては非常に心配ですし、そもそもお金もかかります。 ですので、もちろん家からランチを持って行くことも多いです。また、ホットランチが提供できるカフェテリアがない学校もあるので、そういった場合も、家から持参か、お昼の時間に親が食べ物を届ける、なんてこともあります。マクドナルドやバーガーキングなどのファストフードで食事を買ってそのまま届ける親もいて、最初にそれを見た時は、「さすがアメリカ!」とひっくり返りそうになりました。