【家を買う前に知っておきたい10のこと】人生でいちばん大きな買い物で後悔しないために
例)5100万円の新築マンションを購入するとしたら…(金利1%、返済期間35年間) 諸費用とは ◦印紙税(1万~2万円) ◦登録免許税(10万~15万円) ◦司法書士報酬(10万~15万円) ◦不動産所得税(3万~15万円) ◦融資手数料(1万~5万円) ◦火災保険(10万~20万円) ◦ローン保証料(約60万円) +仲介手数料(物件価格の3.3%+約6万円) [頭金・手付金とは] 頭金とは、住宅購入代金のうち、現金で支払う金額のこと。手付金は、売買契約を交わすときに、買主が売主に渡す現金のこと。契約の成立を担保する目的のため、無事に契約が成立すれば、頭金に補塡される。
4.共働きの夫婦であればペアローンを検討してみて
夫婦で住宅ローンを借りる方法は、ペアローンと連帯債務型、連帯保証型の3つ。特に、夫婦どちらもが税制控除を受けられる、かつ、所有権を持てる前者二つがおすすめです。お互いに年収300万円以上の夫婦であれば、二本のローンでひとつの住宅を購入する“ペアローン”を検討する人が主流。住宅ローン契約者と連名で一本のローンを契約する“連帯債務型”もありますが、取り扱う金融機関が限られています。
[ペアローン] 【住宅ローン契約】両者が主債務者で、別々に返済する 【住宅ローン控除】それぞれに適用される 【事務手数料】二人分 【団体信用生命保険】両者加入が必須。片方が死亡した場合、死亡した人の返済だけが免除になる 【所有権】お互いにあり
[連帯債務] 【住宅ローン契約】片方が主債務者、もう片方は連帯債務者に。それぞれが返済義務を負う 【住宅ローン控除】両者に適用される 【事務手数料】一人分 【団体信用生命保険】連生団信で一方の死亡時に全額が返済免除 【所有権】お互いにあり
5.購入後、毎月かかる費用をきちんと把握しておくべき!
ローンの返済額に加えて、マンションを購入した場合は、管理費と修繕積立費が毎月かかります。この金額は、住んでいる間に上がる場合も。ほかにも、年1回の固定資産税や都市計画税の支払いがあります。購入後のランニングコストは賃貸のように単純ではないので、あらかじめシミュレーションしましょう。 例)5100万円の物件(頭金100万円、金利1%、返済期間35年間) ①毎月の返済額→14.1万円 ②毎月の維持費(管理費+修繕積立費)→約2万円 ③固定資産税+都市計画税→月1万円相当 ①+②+③=毎月約17.1万円