【パリオリンピック バドミントン】女子ダブルスの混戦リーグは中国ペアとマレーシアペアが突破!
7月30日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)4日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。混合ダブルスは前日に予選リーグの試合をすべて消化しており、残り4種目で負けられない戦いを争った。ここでは、午前のセッションに登場した海外選手の結果をお伝えする。 【パリ五輪2024】女子ダブルス 予選リーグ・組み合わせ 混戦が予想された女子ダブルスのグループAは、中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)とタン(上写真・右)/ティナー(マレーシア)が決勝トーナメント進出を決めた。 中国ペアは日本の松本麻佑/永原和可那と対戦。予選リーグ突破に向けて負けられない松本/永原に対し、中国ペアは冷静に試合を運んで2-0で勝利。3連勝で準々決勝に進んだ。もう一つの椅子をかけて戦ったタン/ティナーとラハユ/ラマダンティ(インドネシア)の試合は、第1ゲームの大接戦をマレーシアペアが奪取。インドネシアペアは、勝てば決勝トーナメント進出の望みを残せたが、第2ゲームは集中力を欠いて失速。タン/ティナーが2-0で勝利し、2勝1敗でリーグ2位を守った。 女子ダブルスのグループBは、中国の譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ)が3連勝で首位通過。G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)が2勝1敗で準々決勝の切符を手にしている 男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が入ったグループDの王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)と、アメリカペアが対戦。台湾ペアが2-0の快勝でリーグ3勝目をつかみ、リーグ突破、そしてオリンピック連覇へ一歩前進した。
取材/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images