岸田首相が会見 臨時国会が閉幕(全文2)世界最大の核兵器国の米国動かす努力が重要
岸田文雄首相は21日夜、記者会見を開いた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「岸田首相が会見 臨時国会が閉幕(2021年12月21日)」に対応しております。 【動画】岸田首相が会見 臨時国会が閉幕(2021年12月21日) ◇ ◇
目標年度を確認するために検証するということか
毎日新聞:毎日新聞の小山です。よろしくお願いします。10万円相当の給付、この辺りが契機になったと思うんですけれども、世論の中で、ばらまき批判とか財政規律の緩みを懸念する声が増え始めています。6月の骨太の方針では、プライマリーバランスの黒字化目標について今年度中に2025年度の黒字化目標を再確認するというふうにしていますけれども、この再確認するというのは、よほどのことがない限り、この目標年度に沿って、目標年度を確認するために検証作業をするということでしょうか。その辺、よろしくお願いします。 岸田:財政についてですが、まず今はこの新型コロナという危機のさなかにあり、必要な財政支出はちゅうちょなく行い、万全を期さなければいけない、こうした段階にあると思います。そういった思いで大規模な経済対策を用意したということであります。そして、経済あっての財政であり、順番を間違えてはならない、こういったことは再三申し上げております。 他方で、足元で新型コロナ対策あるいは経済対策を行うということ、これは中長期的に財政健全化に取り組むことと決して矛盾はしないと考えています。まずは新型コロナの危機を乗り越え、そして日本の経済をしっかり立て直す、そしてその上で財政健全化についても考えていく、こうした順番で取り組んでいくというのが基本方針であります。 こうした考え方、先日、この自民党において総裁直属の財政健全化推進本部を創設し、私自身、第1回の役員会に出席いたしましたが、今申し上げた基本的な考え方は申し上げさせていただいたところであります。 そして、プライマリーバランスの黒字化目標。おっしゃるように、「骨太方針2021」に書いてあるように、本年度内に目標年度を再確認するという方針でありますが、よほどのことがないと延ばさないのかというご質問ではあったと思いますが、これはもうここに書いてあるとおりでありまして、目標年度を本年度内にしっかり議論をして、そして必要な検証を行い、この目標年度について再確認をする、こうした取り組みを進めていきたいと考えております。ここに書いてあるとおり、これ以上でもこれ以下でもありません。以上です。 司会:それでは次の質問、池尻さん。