【図解】東京都議選 主要政党の公約まとめ 「コロナ」「五輪」「経済」「社会保障」は?
●れいわ新選組
れいわ新選組は「れいわの政策2021」をまとめ、冒頭で「東京五輪中止は当たり前」と断じた。五輪に注ぐすべてのリソースをコロナ対策に振り向けるべきだとし、新型コロナを「災害指定」することを訴えている。この災害指定によって、▽自宅待機を求めること▽自粛ではなく事実上のロックダウン▽コロナ被災者への生活必需品、住居、金銭の支援――などが法的に可能になると主張する。 また、都民一人ひとりに10万円を支給することや、度重なる「補償なき自粛」で疲弊した中小企業や個人事業主に損失補償することも盛り込んだ。 感染対策では、下水PCR検査の大規模・継続的な実施で感染を早期察知し、都の1日当たりの最大検査能力を最低でも50万件に引き上げるとした。
●嵐の党
「嵐の党」は、都議選告示後に「古い政党から国民を守る党」から党名を変えた政党だ。もともとは旧「NHKから国民を守る党」であり、2019年参院選で政党要件を満たしてから今回で4回目の党名変更になる。 同党はホームページ上に公約や政策集を公開していないが、前党名時代に出した「東京都議会議員選挙出馬に伴う党声明の発表について」とのリリース(資料)に、「真の民主主義における都民の民意が反映された、無駄なお金をかけない、楽しく長く続けられる政治活動の実現を目指すべく、来る東京都議会議員選挙に挑戦いたします」と記している。