「マスク着用の有無はTPO」モニタリング会議後、小池都知事が会見(本文1)
授業中はリスクが低いので外すことが可能
賀来:そうですね、特に学校の授業で子供さんが積極的にみんなでお話をするという場面はありませんよね。ですから学校の授業でも私語というのはあまり少ないわけです。それから試験のときはほとんどもう会話しない、もちろん会話しないで試験に取り組むわけですから、そういう、先ほど都知事から言われたTPOといいますか、この場面では会話はほとんどない、比較的距離は取りにくいわけですけども、やっぱりできるだけこれから季節がいいので換気を十分しながら、そしてテストのときとか授業のときなんかはマスクを外してもやはりリスクは下がると思います。いわゆる会話がないので。 だから先ほど言った会話のポイント、あるいはフィジカル、距離のポイント、あるいは換気、屋内・屋外で換気、そういうことを考えたときに今のご質問の授業中、あるいは試験のときというのは通常の生活の中よりもリスクは低いので外すことが可能であると思います。 ニッポン放送:ありがとうございます。 小池:それではTBSの寺川さん、どうぞ。
警戒期間終了後の状況をどう見ているのか
TBSテレビ:TBSの寺川です。よろしくお願いします。知事と西田先生に伺いたいです。知事には、リバウンド警戒期間を今週で明け、終了して、まだ4日ですけれども、今の、それ、警戒期間を終了してから初めてのモニタリング会議ですが、この数字、分析を見て、警戒期間が終わったっていうことの状況をどういうふうに見ていらっしゃいますでしょうか。 小池:先ほどそれぞれご専門の立場からもご報告いただいたとおりです。やはりオミクロン株というのがデルタに比べますと、デルタ株は減少するときはすとんと下がったんですけれども、オミクロン株はまだ、また新しいのも若干入り始めているような報告もありますけれども、まだ、なんて言うんでしょうかね、続いているというところで、警戒期間は一応終了はいたしておりますけれども、やはり皆さんご自身、この間にいろいろと学ばれて、知見も蓄積されていることかと思いますので、これらについては防止対策など徹底していただいているのではないかなというふうに思っています。 これからもどのような感染症が、またさらに水際対策などによってどういう影響を受けるのか、よく注視をするとともに、以前から申し上げているように、医療機関の皆さま方にもご協力いただいております。今後、病床数は一般の方々への病床の移行ということもございますけれども、それでもしっかりと病床数、医療提供体制については受け止められる、それらのことを準備していこうというふうに考えています。 TBSテレビ:ありがとうございます。西田先生には【****00:21:30】夜間滞留人口についてなんですが、2週連続で増加していると。ゴールデンウィーク前の水準を超えつつあるっていうことですが、この影響が出てくるのってどれぐらいで出てくる可能性がある、あとどういう影響が出てくる可能性があるというふうに捉えたらいいでしょうか。 【書き起こし】モニタリング会議後、小池都知事が会見 全文2に続く