小池都知事が定例会見5月13日(本文2完)都のワクチン開発にクウェートが関心
東京都の小池百合子知事は13日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年5月13日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年5月13日) ◇ ◇
ワクチン開発でクウェートはどういう存在か
朝日新聞:ありがとうございます。朝日新聞の笠原です。聞こえていますでしょうか。あしたからの海外出張について2点伺います。今回、クウェートの訪問についてなんですけれども、都が今進めようとしているワクチン開発において、クウェートという国はずばりどういう存在なのでしょうか。またもう1点、関連するんですけれども、今回ワクチン開発についてクウェート側と意見交換をするということになると思いますが、都としては最終的にどのような協力を先方から得ることが、このワクチン開発において理想的だと考えているのでしょうか。お願いいたします。 小池:クウェートは長い間の親日国であり、また、私個人としても大変お付き合いが長く、それぞれ国の機関としてどういうものをお持ちなのかも存じ上げております。今回、特にワクチンという、このコロナに対してのワクチンというのは世界的な関心事であります。都の医学研で長年、天然痘の株を活用したワクチンの開発ということで、これまでも研究が続けられてきました。これを一段と加速をさせるということから、やはり人類にとっての健康の維持や感染症対策という点で、先方のクウェートがもう大変関心を示しておられるということで、詳しく直接お話、また、意見交換に行くということであります。このような形で、いろんな協力関係の下で、お互いに人類への貢献ができるようにつながっていくことが望ましいというふうに考えております。クウェート大学、具体的に申し上げますとクウェート大学や研究所等々からのさまざまなご質問すでにいただいていて、そこに対しての意見交換、情報交換という形になります。 朝日新聞:すいません。ごめんなさい、追加で、すいません。クウェート側と意見交換をしてということについて、知事がやはり自ら現地に赴くことの意義っていうのはどういったところにあるでしょうか。オンラインでは駄目とか、知事が自ら行く意味をもう少しお話、伺えますでしょうか。 小池:国のシェイク・サバーハという方がお亡くなりになられました。あらためて弔問に伺いたいと思います。そしてまた、非常に人間関係が強いところでございます。そういった中での信頼関係に基づいて進めていくということでございます。オンラインでのやりとりって、もうすでにやっておりますので、そこでさらにそれを加速するためにはリアルでのやりとりということが必要になってくるかと思います。 朝日新聞:分かりました。ありがとうございます。 小池:では日経新聞、牛山さん、どうぞ。