「マスク着用の有無はTPO」モニタリング会議後、小池都知事が会見(本文1)
警戒度を上げる必要があるということか
そういうことから考えるとやはりBA.4、BA.5はもちろん1.1倍から1.18倍というふうにBA.2よりも高いんですが、いずれもBA.2より高いんですが、今のところ世界的に、アメリカなどでも拡大されているBA.2.12.1については、やはり今後注意が必要ではないか。もちろんBA.4、BA.5が今後また増えてくる可能性があるので、先ほど都知事からもお話がありましたように、健康安全研究センターでいわゆる変異株PCRでもう迅速にモニタリングしていこうというように考えています。ですからいずれもBA.2よりは優位性、いわゆる人から人にうつる優位性は、ある程度は高いことはいわれているので、やっぱりしっかり見ていかなければならないというように思います。 テレビ東京:警戒度を少しやっぱり上げる必要があるということですか。 賀来:そうですね。常にリアルタイムにモニタリングをかけていく必要があるということになると思います。 テレビ東京:分かりました。ありがとうございます。 小池:そのほかご質問はございませんでしょうか。いいですか。ニッポン放送さん。宮崎さん、どうぞ。
知事がマスクを外そうと考える場面は
ニッポン放送:ありがとうございます。ニッポン放送、宮崎です。よろしくお願いします。知事にお伺いします。あらためてマスクの着用の目安が出されたわけなんですけれども、やはり周りを見渡すとほとんどの方が着けています。周りがしているのに自分だけ外せないとか、取材をしますと女性の方とか小学生の女の子でも、いまさら素顔をさらけ出すのが恥ずかしいといったような声も多く聞かれます。なかなか外していくというのはハードルが高いのかなという気がするんですけれども、小池知事はこういった方針が出されてからはどういった場面では外していこうというふうにご自身はお考えでしょうか。お願いします。 小池:先ほど私のほうからお伝えしたように、身体的な距離であるとか、会話がある・なし、そしてお食事の機会が最近は増えてきているかと思います、一般的にも。そういったときにもお食事の際は当然外すわけですけれども、そのあとの会話の中でどのタイミングで着けるかなというのは気を付けながらということになろうかと思います。コーヒーが出たあとはできるだけまた着けていくのが私とすればよいのかなと思っております。 ニッポン放送:分かりました。ありがとうございます。すいません、賀来先生に追加でお伺いするんですけども、学校生活においては給食の時間以外はほとんど生徒がマスクをしているといった状況です。大人のように自由度がありませんので、子供たち、生徒たちというのは。なので、登下校から始まってほとんど一日中着けているといった状態なんですが、例えば屋内であっても会話のない場面ではマスクを外せるといった方針が出されましたが、学校の授業とか、それからテストなどのときはほとんど口は利かないと思うんですけども、そういったシーンは。