新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文3)若い世代の接種率高めていきたい
誤情報やフェイクニュースにはどう対応する?
BuzzFeed Japan:BuzzFeed Japanの千葉と申します。先ほど情報発信についてお話があったかと思うんですけれども、ギアを入れ替えて努めていくという話がありましたが、政府として、接種控えにつながるような誤情報であったり、あとはフェイクニュースに分類されるような情報についてはどのように対応していく方針でしょうか。 河野:正確な情報をお出しするというのが一番大事だと思っておりますが、中には明らかに間違った情報というのが流布されるということもあるんだろうと思いますので、そういう際には政府としてもなんらかの対応ができるようなことを考えていきたいと思っております。今、多くのお医者さん、研究者の方が正確な情報を発信するための緩いネットワークのようなものをつくってくださって、それぞれ情報発信をしてくださっておりますので、そういうグループとも連携をできたらというふうに思っております。 司会:ほかにいかがでしょうか。そちらの。
自治体や医療機関の準備は順調か
共同通信:共同通信の【タケオカ 00:42:17】と申します。最終的に1億人前後が対象となる、非常に大規模なワクチン接種になると思います。自治体や医療機関の準備状況は順調に進んでいるのか、もしくは何かネックになっているものがあるとすれば教えてください。 河野:自治体から時々、準備状況をアップデートしていただいております。それなりに進んでいるところもあれば、まだなかなかというところもあります。若干、自治体によってばらつきはあるんではないかと思っております。 先般、菅総理が日本医師会の会長と会われて協力の要請をし、医師会としても全面的に協力しますということを言っていただきましたので、今それぞれの自治体で、地元の医師会と協力体制の構築を、いろいろ相談をしていただいているところでございます。なるべく早いうちに、いつからスタートができるかという情報をやはりお出しするのが準備を進める一番の肝だと思っておりますので、そこはしっかりやってまいりたいと思っております。 自治体には、これに掛かる費用は全額、国が負担しますということを、もう総理も国会の答弁の中でも、いろんな場面で繰り返しおっしゃっていただいておりますので、そこの財政的な面で心配することなく、やらなければいけないことはどんどん進めていただきたいというふうに思っております。 司会:ほかにいかがでしょうか。じゃあもう2回目になりますけども、共同通信の飯川さん。