愛知県・大村知事が定例会見3月14日(全文)「まん延防止」解除か延長かは週半ばに判断
対象地域は空港島とりんくうタウン
ということでございまして、今申し上げたことが資料になっております。3月16日水曜日の午後2時半から議事堂の1階ラウンジで、こういうメンバーで開催させていただきます。対象地域は空港島とりんくうタウンということですね。そこに5Gを共同でどんどん引いていくということにしたいということでございます。 5Gアンテナ基地局の整備はキャリア4社がやると。共用アンテナの整備はJTOWERが主体となってやると。県は通信事業者間の協議の促進、間を取ったりするということと、あと共用アンテナの設置場所の候補地として県有地や常滑市有地ですね、公共の用地を提供するということでやっていきたいと。県有地は県道、それから県の道路公社の有料道路、あの橋もそうですね。あの中の道路もね。空港島の中は県道と市道か。もう混ざってんだな、あれ、確か。なので、その道路は対象にする。それから空港島の中の企業庁の用地。売り地、貸し地ですけども、りんくうタウンも、これも県の土地ですから、そこに、使いたいということであればお貸しをすると。市有地は市道と、あとりんくう海浜緑地。海浜緑地は県が整備した海浜緑地ですけども、管理は常滑市さんに委託をしておりますので常滑市ということですね。そういったところにどんどん建てていければというふうに思っております。 これで5Gを使って自動運転とかドローンなどの次世代モビリティ、またAIカメラによる人流解析、映像コンテンツの配信といったことでやっていければというふうに思っております。現時点では私どものAichi Sky Expoはもう全部5Gが引いてありますけれども、それを空港島全体に広げていくということが望まれるということであります。
ウクライナ国旗色のライトアップ実施
通信キャリア4社の2月時点、現時点でのカバー状況は、NTTドコモは空港島と対岸部の約3分の2をもうすでにカバーいたしております。それからソフトバンクは空港島の約3分の1をカバーしていると。KDDI、楽天モバイルはまだそのエリアはないということでございますが、そうした形でどんどん進めていければというふうに思います。インフラ共用会社が鉄塔やアンテナ、無線設備を設置して通信キャリアに使用させる事業形態を想定いたしております。ということで、しっかりやっていきたいというふうに思っております。 株式会社JTOWERは2012年の創業で、株主がNTTドコモ、KDDI、楽天モバイルなどなどでありまして、現時点ではAichi Sky Expoとかイオンモール常滑で屋内の4Gのインフラ共用を展開しているということですね。ということでございます。いずれにしても国のほうは2023年度中に5Gの人口カバー率を現在の3割から9割に引き上げると。なかなか難しいとは思いますがね。ということで考えているとのことで、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。 続きましてライトアップでございます。次の資料です。ウクライナ侵攻犠牲者への哀悼と国際平和への願いを込めた刈谷ハイウェイオアシス観覧車のライトアップについて申し上げます。愛知県では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナ侵攻犠牲者への哀悼と国際平和への願いを込めて刈谷ハイウェイオアシスの観覧車を、ウクライナの国旗の色である青色と黄色いライトアップを行うことといたしました。ライトアップは本日3月14日の月曜日から3月31日、今月末までの18日間、毎日午後9時から11時までといたします。なお営業時間、今はまん延防止等重点措置なので午後9時までとなっておりますが、これが10時までとなった場合は10時から午前0時ということで1時間延びるということでございます。ということで、今ライトアップは、まん延防止等重点措置ということでありますが、今レッドだな。 男性:はい。 大村:レッドでやらせていただいておりますが、これを今回、この期間に限って青と黄色と、ウクライナの国旗の色にしたいということでございます。あらためて申し上げますが、今回のロシアによる行為はウクライナの主権と領土を踏みにじる明らかな侵略であります。力によって国際秩序を破壊する暴挙でありまして、断じて容認できるものではありません。平和を取り戻すため、国際社会が結束して行動することを強く望んでいきたいというふうに思っております。ということでございまして、今日の夜から、今日の夜からライトアップをしたいということでございますので、よろしくお願いをいたします。