倉田真由美さんも体験した「更年期になると、女性として終わり!?」と感じた変化とは/倉田真由美と化粧品PRが考える更年期ガチ美容 ④
閉経は女性の終わりじゃない! 前向きに生きるために、更年期サバイバーの美容ジャーナリスト倉田真由美さんと、ポーラ宣伝部の小林由美子さんがやってきたこととは?
ある日突然、肌が濁ってきて
更年期の悩みは?と聞かれ、一つだけを答えるのは正直難しいはず。ほとんどの人が、次々に訪れるいくつもの変化に戸惑いを覚えているのではないでしょうか? 小林さんも例外ではありません。 小林さん ちょうど50歳前後の頃ですね。理由もなくイライラしたりネガティブ思考になって、人とコミュニケーションを取るのも苦痛に感じることもありました。体には脂肪がついてくるし、髪が薄くなり白髪も増え……。鏡を見るとフェイスラインのたるみや、涙型に開いた毛穴も目立つように。 さらに、ある日突然、肌が濁ったように感じ、私は女性として終わっちゃうのかな、と思ったら、悲しくなってしまいました。 女性ホルモンの低下による肌や体の変化は、徐々に起こっているものかもしれませんが、本人が気づくのは、突然であることが多いようです。私、倉田も、ある日、目元に刻まれたシワや頬のシミを見つけたときは、隠しきれないほどショックでした。 小林さん 化粧品会社に勤めていますので、元々スキンケアは、フルコースでしていましたが、さらに丁寧にするようにしました。シワ用美容液は全顔用と部分用、さらに美白美容液とアイクリームを重ね、エイジングケアのアイテムをフルに使っています。お風呂に浸りながら、舌をぐるぐるしたり表情筋を動かすためのエクササイズもしています。
トレーニングで体・心・肌が上向きに
小林さんのように、更年期になって太り、体型が変わってきたという声もよく聞きます。 私、倉田も40代になり、太り始めたのをきっかけにトレーニングを開始。将来、フレイル(加齢による身体機能の低下)にならないためには筋肉が大事だと思い、以来、20年以上続けています。小林さんも更年期をきっかけに週に一度のトレーニングを始めたそうです。 小林さん 体重だけではなく、筋肉と体脂肪のバランスが重要なので、20分で4時間分の筋トレ効果があるというEMS(電気刺激)を使ったトレーニングをしています。体は正直で、ひどい筋肉痛にもなりましたが、徐々に体が変わってきたことに喜びを感じています。 忙しくて面倒に感じることもありますが、精神的に落ち込んでいるときもトレーニングをすると不思議と爽快な気持ちになるんです。きっと成長ホルモンなど、いろんなホルモンがでているんでしょうね。今では自宅でも、ダンベルを使ったトレーニングをしています。