コロナ感染者数「ほぼ横ばい状態」大阪・吉村知事会見8月10日(全文1)
11~27日の間、12~19歳のオンライン診療を利用可に
対応策としまして、まず1つ目ですが、若年軽症者オンライン診療スキームにつきまして、8月27日までの期間、対象の年齢の幅を拡大いたします。この間、20歳から49歳の若年の軽症者の方とさせていただきましたが、この8月11日、お盆期間から27日までの間につきましては、12歳から19歳までの方で希望される方は、これを利用可とさせていただきます。これは自分で、検査キットで検査して陽性になった場合にオンライン診療を受けるというスキームが基本になりますが、これを12歳から19歳までの方も希望される方は受け付けるということをしたいと思います。 1つの理由としましては、まずキャパを十分確保してるというのがあります。そして、必要性としましても、12歳から19歳、この年代というのは、ワクチンの3回目接種をされている方もいらっしゃると。ワクチン接種、大人と同様の対象になってるという年代でもあります。また実際にワクチン接種を受けられている方も多くいらっしゃいます。そして現実に入院者の数を見ましても、中学生、高校生、19歳までの世代というのは、入院者はほとんどいないという状況でもあります。そういったことも考えますと、重症化率、入院者の数等も含めて考えたときに、これは症状は人によって当然違いますけれども、症状が軽いという方については、中学生や高校生の方もオンライン診療を受けれるようにという、希望者は受けれるようにというふうに判断をいたしましたので、こちらを活用していただけたらというふうに思います。
感染対策の徹底をお願いしたい
それから医療機関に対する要請としまして、このお盆期間中、先ほど申し上げました16日までの期間について、診療・検査、それから外来診療、小児について、それぞれ夜間・休日の診療体制の強化をそれぞれの病院にお願いしています。これは医師会も含めてお願いをしてるというところですので、拡充を図っていきたいと思います。 府民の皆さまへのお願い事項になります。申し上げたとおり、お盆期間中はどうしてもクリニック・診療所がお休みになるところがあります。また一方で医療が逼迫してるという状況でもあります。感染は大きく右肩には上がってませんが、非常に高いところで水準してるという状況です。ですので、やはりマスクの着用とか3密の回避とか、基本的な感染対策をお願いします。また帰省される方も多くいらっしゃると思います。帰省される方については、おじいちゃん、おばあちゃんに会うんだという方は、事前に検査をして、そして陰性を確認してからおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くとか、そういった感染対策の徹底をお願いしたいと思います。 また府内在住の20歳から49歳の現役世代、若い世代の方で、そして基礎疾患等のない方、当然、妊婦さん等を除くということになりますが、軽症者の方はオンライン診療というのをわれわれとして準備しましたので、ここを活用していただけたらと思います。自ら抗原検査キットで陽性になればオンライン診療で診断を受けて、お医者さんの診断を受けて、そして薬の投薬まで受けれるという一環したスキームをつくりましたので、ぜひそこを活用していただけたらと思います。 このスキームについては、12歳から19歳の方も希望される方は利用可というふうにいたしましたので、希望の方はぜひご利用いただけたらと思います。また、発熱やせきのみの症状、あるいは軽症の場合で、救急車、救急外来の利用はできるだけ控えていただきたいと思います。迷ったときは♯7119とか、あるいはかかり付け医の先生方、そういった方にご相談をしていただけたらと思います。とりわけ♯7119など、それぞれ相談窓口ありますので、軽症の方がいきなり救急車ではなくて、こちらのほうに連絡をいただけたらと思います。 それぞれの相談窓口についてです。先ほど申し上げたとおり、若年の軽症者の方については、オンライン診療スキームを構築しましたので、こちらのほうをよろしくお願いします。また、重症化リスク等、基礎疾患等があられる方については、通常の検査・診療医療機関にお願いをします。