親子で鉄旅!軍艦島のすごい迫力に圧倒される!夜は皿うどんに夜景と長崎名物を満喫【漫画の作者に聞く】
鉄道好きのお子さん〝子鉄〟の「ゆーちゃん」と一緒に、全国の観光列車や名所を旅する様子を臨場感たっぷりに描きSNSで配信している、関西在住のあつこ(@atsuko9581)さん。その漫画「子鉄と行っちゃお!鉄旅日記」より、軍艦島など長崎方面を旅したときの作品を紹介する。軍艦島を間近に眺める船に乗ったエピソードで、漫画に込めた思いなどを作者に聞いてみた。 ■このエピソードを漫画で読む 長崎に到着したあつこさんファミリー。船に乗って軍艦島に近づく。途中、高島という島で軍艦島の貴重な資料を見学する。 島の周りをぐるりと一周。廃墟でありながら往時の生活感も訴えかけてくる、そのすごみに圧倒されっぱなし。“上陸証明書”をもらって軍艦島を後にする。 長崎の市街地に戻ったら、中華街で夕食。そして夜景の名所「稲佐山」へ向かうのだった。 ■軍艦島の迫力に圧倒された この軍艦島ツアーはご主人がネットで調べたそう。「いろんな会社のツアーがいくつかあって、定期的に出ているようです」 軍艦島の印象は?「絶海の孤島である軍艦島はとにかくすごい迫力。明るい空の下で見る島は、廃墟になって空っぽなはずなのに、何か凄まじいエネルギーみたいなものを感じて胸がいっぱいになりました。事前に飲んでしまった酔い止めのせいで、ツアーの間中ずっとフラフラしてたんですが、軍艦島を見た瞬間眠気が吹っ飛んで、家族全員迫力に圧倒されました。前日の台風で上陸できなかったのが本当に残念」 長崎の名所も楽しんだ。「独身の時によく行っていた大好きな中華屋さんで皿うどんを食べたんですが、当時と変わらずすごくおいしかったです。(その時に)オーダーミスした友達を思い出しつつ、私も今回ミスしてしまうというエピソードを描いたのですが、長崎は名前から想定できない料理が多いですよね。その友達が『長崎は、名前=どんな料理かを知ってて当然って思ってる強気な観光地』って言っていて、確かにそうだなと笑ってしまいました」。稲佐山については、「夜景はきれいでしたが、ロープウェイが混みすぎていて、子連れにはちょっと大変でしたね」 取材・文=折笠隆