【ABC特集】店「15万円でお買い取り」客「お願いします!」 年末の貴金属買取店で繰り広げられる「人間ドラマ」をのぞき見
金の価格動向を見極めるのも戦略としてアリ
続いて店にやってきたのは、10年来の常連客。10日前にも店にきていたそうです。 (鑑定士)「前回の物と一緒のものを持ってきてもらったんでしょうか」 (60代女性)「そうそう一緒の物が3つある」 (鑑定士)「10日前より、いい金額がお出しできると思います」 女性は金の価格を見ながら、売るタイミングを見計らっていたといいます。袋から取り出したのは、片付けで見つけた10点ほどの貴金属。 (鑑定士)「2万5000円がつきます」 (60代女性)「そんなにつくの?ビックリ!」 ネックレスに加え追加で2つの指輪も売却し、査定額は合わせて7万1000円。 (60代女性)「びっくりしています。放らんで良かったな。どうせ価値がないと思い込んでました。こういうことあるんやね。良いお正月を迎えられそう」
続いてはご夫婦で来店 (夫)「これは、みな家内が使っていた物です」 18金のイヤリング2セットと、ネックレス2本、そして色石つきのリングを持ってきました。 (鑑定士)「こちらの18金はまとめて47万7000円になります」
その他もあわせて買い取り総額は5点で、51万6000円。ご夫婦は手にしたお金で、やりたいことがあるそうです。やはり金はいま、高額で買い取りしてもらえるようです。 年末の買い取り店で繰り広げられた人間模様。2024年は、どんなドラマが見られるのでしょうか?
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