【ABC特集】店「15万円でお買い取り」客「お願いします!」 年末の貴金属買取店で繰り広げられる「人間ドラマ」をのぞき見
ちょっとワケありな人も・・・
続いてやってきたのは、大きなバッグを持った40代の男性。 (40代男性)「箱は開けていません。今日取りにいったもので。鑑定書もあります」 白いリボンで結ばれたティファニーの箱をあけると、新品の婚約指輪と、結婚指輪が。どういうことなんでしょうか? (40代男性)「買ったばかりなんです」 (鑑定士)「買ったときは高かったですよね? 」 (40代男性)「高かったです」 (鑑定士)「出来るだけ頑張ります」
結婚指輪と婚約指輪を持ち込み・・・
婚約指輪と結婚指輪。2つで100万円以上したといいます。 (鑑定士)「相場的にはだいたい購入額の10分の1と言われているんですが。そこは超えていきたいと思います」 さらにもう1つ、ブランドの名前が入ったペアの箸と、大きなお皿。 (40代男性)「ちょっと、これらを使う予定がなくなってしまったので、早く処分したかったんです。自分の所に置いておきたくなくて」 2023年11月に注文した後、突然、結婚話がなくなったということです。 (鑑定士)「順に説明していきますね。婚約指輪が10万円。結婚指輪が2万。もう1つの結婚指輪は4万円まで頑張りたいと思います。合計で175000円」 (40代男性)「思ったよりも高くて、ありがとうございます」 男性は、即決で売却を決断しました。 (40代男性)「スッキリしたという感じ。いろいろあったので」 (記者)「現金の使い道は?」 (40代男性)「気持ちを切り替えて、前向きに自分のためになることに使って行けたらと 思っています」
金はいま絶賛高騰中
鑑定士の黒木さんによりますと、2023年1年間で特に買い取りが増えたのは「金製品」だといいます。 (鑑定士・黒木さん)「去年は金1グラムが1万円を突破したという年でもありますので、年末の引き続き金の持ち込みは増えています」 金1グラムの買い取り価格が去年8月史上初めて1万円を突破。その後も、イスラエル軍とイスラム組織・ハマスの戦闘や円安を背景に、1万円を超えたまま高止まり状態だということです。
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