マジョルカFW浅野拓磨がコンディション不良により今節招集外に…指揮官は「連戦だし、代表での長旅もあった」
マジョルカの日本代表FW浅野拓磨が、23日のベティス戦を欠場することが決まった。 浅野は今夏にマジョルカに加入すると、初挑戦となるラ・リーガの舞台でも“武器”が通用することを証明。ゴールこそ生まれていないものの、圧倒的なスピードでサイド攻撃やカウンターのキーマンとなるなど、ハゴバ・アラサテ監督のチームおける主力選手として、ここまでのリーグ戦6試合全てに出場していた。 しかし22日、翌23日に行われるラ・リーガ第7節ベティス戦に向けた招集リストが発表された中、同選手はメンバー外に。前日会見に出席したアラサテ監督は「タクマのケガは、100パーセントの状態でプレーすることを妨げる問題だ。大したことはないようだが、連戦だし、代表チームでの長旅もあったばかりだからね。彼自身が違和感を覚えていることもあって、招集を見送ることにした」とコンディション不良を明かした。 さらにチームは、絶対的エースとして君臨するFWヴェダト・ムリキを欠くことにもなる。同指揮官は「ハムストリングの損傷で、(10月の代表ウィークの)中断前に復帰させるのは難しいだろう。この種のケガは再発するリスクもあるし、反対に回復が早まる可能性もある。治るまで正確な離脱期間はわからない」と口にしつつ、「ムリキがチームにとって非常に重要な選手であることは誰もが知っているけれど、先日、彼が不在の中でも良い結果を残せることを示した。私はチーム内で解決する方法を考えている」と出場する選手に期待を寄せている。 その他、右SBパブロ・マフェオやCBシーベ・ファン・デル・ヘイデンらも負傷離脱中のマジョルカ。スペイン紙『マルカ』は、浅野のところにMFロベルト・ナバーロが、ムリキのところにはFWサイル・ラリンが代わって入ることを予想している。
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