拾った財布を届けたら「お金が減っている」と落とし主から連絡が! 財布を拾った場合に“注意すべき点”とは? 元警察官の筆者が解説
財布などを拾ったときに気をつけたいポイント
財布などを拾った際は、1週間以内に警察に届けなければならないとされています。1週間を過ぎると各種権利が失われるので注意してください。 また、店舗などで拾った際は、警察に届けるのではなく店に届けなければなりません。店は落とし物をまとめて警察に届けます。ほかにも、店舗で拾った場合は1週間以内ではなく24時間以内に届けなければならない点も異なるため注意が必要です。
まとめ
財布を拾うと現金だけなくなっていることは、しばしばあります。そして、落とし主が拾い主に対して現金を盗んだと疑うことも、まれですが存在します。 そのため、落とし主との万が一のトラブルを確実に避けるには、警察へ届け出た際に財布に対する権利を放棄して「名前などを落とし主に教えたくない」と警察官へ伝えるのがよいでしょう。 とはいえ、ほとんどの落とし主は財布が拾われたことについて感謝しているので、道で財布を見つけたらぜひ拾って警察に届けてあげてください。 出典 群馬県警察 拾得者(落とし物を拾った方)の権利について 執筆者:山根厚介 2級ファイナンシャルプランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部