“秘密結社“をうたうツーリンググループ「MADNESS」に潜入! 栃木での秋ツーリングレポートをお届け
秋のツーリングスポットとして人気の高い栃木県。今回は“秘密結社”を名乗る「MADNESS(マッドネス)」なるツーリングクラブに潜入し、紅葉とグルメを堪能してきたのでご紹介したい。 【画像】佐野ラーメンなどをギャラリーで見る(15枚) 文/Webikeプラス 瀧村 和也
ウェビックフェスティバル2024に登場した「茨ジャギ」率いるツーリングクラブ
何を隠そう今回参加させていただいた「MADNESS」は、「ウェビックフェスティバル2024」にも登場したあの世紀末DIYライダー「茨ジャギ」が率いるツーリングクラブである。 月イチ開催で茨城・栃木・千葉周辺を駆け回り、各地を恐怖に・・・陥れているわけでもなく、のんびりとツーリングを楽しんでいるのだとか。 今回その茨ジャギからお誘いがあり、筆者も秘孔を突かれる覚悟でビクビクしながら参加したのだが、肝心の茨ジャギがいない・・・? まあ、「ひでぶ」されるという最悪の展開が免れたのなら一安心。ただただ秋の栃木ツーリングを楽しみたいと思う。 ちなみにグループへの参加要項などは特になく、誰がどんなバイクで参加するも自由。事前に連絡していけば、当日の指定場所と時間に行けばいいだけである。秘密結社の割にはかなりゆるいクラブのようだ。
“佐野ラーメン”といえばの「森田屋総本店」で腹ごしらえ
マッドネスメンバーと合流し、さっそく昼食のために「森田屋総本店」へ移動。あの“佐野ラーメン”の老舗中の老舗であり、創業1961年の創業以来変わらぬ味を提供し続けている。 青竹を使用した手打ち麺が特徴で、スープは昔ながらのしょう油あっさり系。不揃いの太さの麺が“手打ち”ということを強調し、あっさりスープがよく絡む非常に美味なラーメンだった。 到着すると並々と注がれたスープがテーブルにこぼれたのでつい「大丈夫ですか!?」と店員さんへ声をかけたが、柔和な笑みで「大丈夫ですよ~」と返され驚愕。「これが佐野ラーメンか・・・」と勝手に解釈した。多分違う。
紅葉乱れるもみじ谷! 縁結びで知られる足利織姫神社も参拝
佐野ラーメンで身体も温まったことでいよいよ今回の目的である“もみじ狩り”へ。とはいえ当日の気温は11月半ばにも関わらず20度を超えており、着込んでいた自分はひたすら「暑っつい!」と叫びながら栃木の地を走り抜けた。 そして到着したのは「織姫公園」内の「もみじ谷」。異常気象なども重なり、年々秋が短くなっているのは皆様もご存じの通りだろう。約1000本もの「もみじ」や「ユリノキ」が植えられた園内は紅く色づき、短い秋を感じるに絶好のロケーションであった。 公園の南端には1879年に建立された「足利織姫神社」が。縁結びの神様が祀られることから「恋人の聖地」として知られており、七色の鳥居をくぐると七つの良縁に恵まれるとか。