サッカー=ベルギー協会、クルトワ代表復帰の説得交渉 監督と確執
[13日 ロイター] - サッカーのベルギー代表ドメニコ・テデスコ監督は13日、自身との確執により代表招集を拒否しているGKティボー・クルトワ(32)に対し、同国サッカー協会が復帰に向けて説得を行っていると明かした。 レアル・マドリード(スペイン)に所属するクルトワは、昨年6月にエストニアで行われた欧州選手権(ユーロ)予選で主将に任命されなかったことでテデスコ監督と対立。それ以来、代表でプレーしておらず、今年8月には「よく考えた結果、(テデスコ)監督の指揮するベルギー代表に復帰しないことを決めた」とソーシャルメディアに投稿していた。 こうした中、ベルギー・サッカー協会の新CEO(最高経営責任者)であるピーター・ウィレムス氏がマドリードを訪れ、クルトワに再考を促したという。テデスコ監督は記者会見で「数週間前にウィレムス氏から聞いていたので、その件は承知している」とコメント。 「彼(ウィレムス氏)からどう思うか問われたが、私としては第一にCEOとして彼に全権があると思う。第二に、私はこの話については今も変わらず、全く異論がないという姿勢でいる。この問題は全て話し合ってきた」と、協会側の説得を支持した。