【パリ五輪】「1位通過できたのは自信になる。この感覚を大事に、次戦に臨みたい」(渡辺&東野)
現地時間7月29日に行なわれたパリオリンピック・バドミントン競技(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)3日目は、各種目の予選リーグを実施。夜のセッションでは、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が予選リーグ2試合目に臨んだ。ここでは、選手の試合後のコメントを紹介する。 渡辺勇大&東野有紗 予選リーグ(グループC)2試合目結果:鄧俊文/謝影雪(香港)に2-1で勝利 東野 2ゲーム目の終盤から相手がスピードを上げてきて、ドライブ戦に持ち込まれたときの対応がちょっと遅かったと思いますが、ファイナルゲームの11点以降は自分たちの形がつくれたのがよかったです。自分がケガをして、久しぶりの大会で、久しぶりに接戦を制することができた。この感覚を大事にして、次戦以降に臨みたいと思います。負けて2位通過で進むよりは、勝って1位通過で次に臨めるというのはポジティブな考えですし、ランキング上位のペアが2位通過で早く当たる可能性があるということにプレッシャーは特にないかなと。どの選手も強いので、どの選手がきても勝てる、強い自分たちづくりというのをしていきたいなと思います。 渡辺 ファイナルゲーム序盤はリードされる展開でしたが、諦めずにプレーしようと思っていましたし、相手が4点連続で取れるんだったら、こっちも4点連続で取れるという気持ちでした。気を抜かないというのが少しずつ実を結んで、ファイナルゲームを逆転で折り返したというのが大きかったと思います。どのペアと戦っても、接戦になり得るリーグだったと思うので、2試合続けて勝てたというところを評価したい。自分たちのモチベーションも上がるし、1位通過できたのも自信につながると思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images