【MLB】Dバックスがブルペン補強 マーリンズから左腕A・J・パクを獲得へ 有望株2選手とのトレード
ダイヤモンドバックスがブルペン補強に動いた。日本時間7月26日、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者などが報じたところによると、ダイヤモンドバックスはマーリンズとのトレードで左腕A・J・パクを獲得。対価としてデイビソン・デロスサントス、アンドリュー・ピンターという2人の有望株を放出するようだ。パクは今季先発転向に失敗したが、リリーフに戻ったあと、直近15試合では防御率0.51、WHIP0.51と絶好調。クローザーのポール・シーウォルドが安定感を欠くダイヤモンドバックスにとって、大きな戦力となりそうだ。 現在29歳のパクは2016年ドラフト全体6位指名でアスレチックスに入団した元トップ・プロスペクト。メジャー昇格後はリリーフで起用されており、2022年は自己最多の62試合に登板して20ホールドを記録。マーリンズに移籍した昨季は58試合で7勝5敗15セーブ、防御率3.97をマークした。今季は先発転向にチャレンジしたが、開幕からの4先発で0勝4敗、防御率9.22に終わり、故障者リストからの復帰後はブルペンへ。現在13試合連続無失点を継続しており、セットアッパーやクローザーを任せられるほどの支配力を誇っている。 デロスサントスは21歳の内野手で、米公式サイト「MLB.com」の球団別プロスペクト・ランキングではダイヤモンドバックスの14位にランクイン。昨年12月のルール5ドラフトでガーディアンズへ移籍したものの、開幕ロースターに残ることができず、ダイヤモンドバックスへ返却され、今季はここまでマイナーAA級とAAA級で合計87試合に出場して打率.325、28本塁打、84打点、OPS1.011の好成績を残している。 ピンターは23歳の外野手で、米公式サイト「MLB.com」の球団別プロスペクト・ランキングではダイヤモンドバックスの30位にランクイン。2022年ドラフト5巡目(全体138位)指名でプロ入りし、今季はマイナーのルーキー級、A+級、AA級で合計69試合に出場して打率.285、9本塁打、38打点、19盗塁、OPS.852を記録している。