【MLB】パドレス・シースが快投 球団史上2度目となるノーヒッター達成! 直近3先発で被安打わずか2本
【パドレス3-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間7月26日、パドレスは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ3連戦の最終戦を迎え、ディラン・シースがノーヒッターを達成して3対0で勝利。3連戦を見事にスイープし、連勝を5に伸ばした。シースは114球を投げて被安打0、奪三振9、与四球3、失点0という内容でノーヒッターを達成して10勝目(8敗)を挙げ、ナショナルズ先発のパトリック・コービンは7回4安打3失点の力投も10敗目(2勝)。なお、シースが快投したため、パドレスの松井裕樹は登板機会がなかった。 【動画】パドレスのディラン・シースがノーヒッターを達成する(MLB.comより) パドレスは初回に二死満塁のチャンスを迎え、1時間16分の雨天中断のあと、金河成(キム・ハソン)のタイムリーで3点を先制。2回以降、追加点を奪えなかったが、今日のシースにはこの3点で十分だった。レーン・トーマスの盗塁死もあって初回を3人で抑えたシースは、2回裏と3回裏を三者凡退に抑え、4回裏もジェシー・ウィンカーを併殺打に仕留めて打者3人で終了。5回裏と6回裏を三者凡退に抑え、7回裏は先頭打者を歩かせたものの、後続3人をしっかり抑えた。最後の2イニングを三者凡退に抑え、結果的には打者28人でノーヒッターを達成。許した走者は四球による3人だけだった。 パドレスのノーヒッターは2021年4月にジョー・マスグローブが達成したとき以来3年ぶり2度目。マイク・シルト監督は「素晴らしいパフォーマンスだった」とシースの快投を手放しで称賛した。シースはホワイトソックス時代の2022年9月にノーヒッターまであと1アウトに迫ったことがあるが、このときはルイス・アライズにヒットを許して快挙達成ならず。今回はアライズが同僚となっており、アライズは最後のアウトを捕球したブライス・ジョンソンから記念のボールを受け取り、それをシースに手渡して快挙を祝福した。なお、シースは直近3先発で22イニングを投げ、被安打2、奪三振30、無失点と絶好調だ。