【MLB】レンジャーズ5連勝で5割復帰に王手 シャーザーは史上10人目となる通算3400奪三振を達成
【ホワイトソックス1-2レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間7月26日、レンジャーズは本拠地グローブライフ・フィールドでのホワイトソックス4連戦の最終戦を迎え、接戦を制して2対1で勝利。4連戦をスイープして連勝を5に伸ばし、5割復帰に王手をかけた。レンジャーズ先発のマックス・シャーザーが6回3安打1失点の好投で2勝目(3敗)を挙げ、4番手のデービッド・ロバートソンは2回パーフェクトで2セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のジョナサン・キャノンは6回8安打2失点と力投したが、5敗目(1勝)を喫した。 【動画】レンジャーズ先発のマックス・シャーザーが9つの三振を奪う(MLB.comより) 3回表にコリー・リーのタイムリー二塁打で1点を先制されたレンジャーズは、直後の3回裏にマーカス・セミエンが15号ソロを放って同点に追いつき、4回裏にはナサニエル・ロウとロビー・グロスマンの連打で無死1・3塁のチャンスに。ここでレオディ・タベラスの併殺崩れの間に1点を勝ち越した。シャーザーが6回3安打1失点の好投を見せたあと、2番手のジェイコブ・ラッツが7回表に二死1・2塁のピンチを招いたが、3番手のホセ・レクラークがピンチを脱出。4番手のロバートソンが最後の2イニングを抑え、2対1で逃げ切った。 今季7度目の先発登板となったシャーザーは、6回85球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、失点1の好投。40歳の誕生日を迎える前の最後の登板を白星で飾った。9つの三振を奪って史上10人目となる通算3400奪三振を達成し、通算3393奪三振のジャスティン・バーランダー(アストロズ)を抜いて現役トップに浮上。バッテリーを組んだアンドリュー・キズナーは「本当に支配的な投球だった。すべての球種が良かった」とシャーザーの好投を称えていた。