【武豊日記】凱旋門賞ウィーク
アルリファーとのコンビ
凱旋門賞ウィークを想像以上に楽しく忙しく過ごしています。 月曜日はJRAの70周年記念式典でした。会場に映し出されたVTRを見て、ジャパンカップ初期の頃は日本馬がなかなか勝てずにいたことを思い出して、感慨深い気持ちになりました。いまは馬もジョッキーも世界に通用するレベルに変わったなと思います。人生の半分以上をジョッキーでいられることを、改めてありがたいと感じています。 火曜日は大井競馬場でレディスプレリュードに参戦。アーテルアストレアは最後にいい脚を使ってくれましたが3着。そして、今日水曜日はサンライズジパングでジャパンダートクラシックの大一番です。フォーエバーヤングを筆頭に強い3歳馬が揃いましたが、楽しみはあるはずです。 アイルランド調教馬のアルリファーで臨む今週末の凱旋門賞は、もちろんチャンスがあると思っています。日本馬の初優勝を邪魔してしまうことになるのかもしれませんが、10年後、80周年の記念式典のときに凱旋門賞を勝った映像が流れるように頑張ってきます。
競馬のおはなし