大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文3)大阪全体を盛り上げるIRに
3000床を確保した場合、また改定するのか
朝日新聞：朝日新聞の寺尾と申します。病床確保計画について伺います。軽症・中等症病床の、災害級非常事態の目標を3000から2500に減らされましたが、これを減らされた理由と、今後もし引き続き目指して3000床を確保された場合、また改定されるのかどうかということを教えてください。 吉村：いや、減らしてないです。減らしてません。もともと3000床、目標ですから、この3000床、目標は目標のままです。新たなフェーズとして、病床数が増えましたから、2500というのをここに、災害級非常事態のところに改定後として入れたという形になります。前回はここまでですよね。フェーズ4までですね、中等症は。だから、目標数値はもともとあったわけで、これは取り下げていません。今も目標数値のままです。 この2500ということを今回新たに、ここに設置をしていますので、この3000に近づくように、これからさらに確保をしていきたいということです。前もここは、重症も500床が目標でなかったわけですけど、今回580床、【これに 01:00:44】2500を入れましたが、3000立ってない分は、できるだけ3000に、早く確保をしていきたいというので、引き続き取り組んでいきます。 なので、目標を掲げて、今、まさに現在進行形で増やしていっているということです。前回の、1週間前の定例会見で発表したときは2450床ということですけど、今2502床、この1週間で50床増えていますので、同じようになんとかできるだけ早く3000床を目標にしていきたいということです。
システムの管理、運用、閲覧は誰が？
朝日新聞：次に、新しい療養者情報システムについてなんですが、このシステムの管理、運用、閲覧は大阪府が担うとなっていますが、基本的には府の職員さんがされるのか、何か外部の委託等も考えていらっしゃるのか、これはいかがでしょう。 吉村：いや、当然これはシステムをつくったのは外部の委託会社がつくったわけですけれども、閲覧、管理については大阪府もしますし、全ての保健所が常に見れるようにしますので、共有をしているということになります。これは大阪市の保健所も共有しますし、堺市の保健所も共有する。大阪府下の全ての保健所も常にこの療養システムを共有して、その情報をいつでも確認できるという形になります。管理権者、これはシステムをつくったのは当然大阪府ですから、大阪府が責任を持ってこれを運営管理していくということになると思います。実際はシステム事業者がやるということになります。 朝日新聞：分かりました。最後に道路の通報システムなんですが、こちらは対象になるのが府が管理する道路施設となっていましたが、中には送られてくるもの、府の管理じゃないものもあると思うんですけれども、そういったのはほかの市町村との連携というのはどのようになっているんでしょうか。 吉村：ほかの市町村にも当然つなぎます。今でもそれをやってますんで、今でも電話相談とか報告を受けたものについては、これは府道じゃなくて市道の場合はその市に穴ぼこ開いてるっていうふうな相談あったから対応よろしくっていうのは今でもやってますので、これはこの仕組みになっても同じです。ですので、ここの対象施設というのは役所が作った資料ではこういうふうになるんですけれども、府民の皆さんからすれば道歩いてて穴ぼこあったらそれ撮ってもらって、そしてこれを友達登録してもらったら府に送ってもらったら、あとはもうこちらで適切に対応するということになります。 大阪市の場合は同じシステムがありますから、「おしえ太郎」にジャンプするという形になります。そういうシステムがあるところにはジャンプするし、システムがないところについてはこちらが受けた上でそれぞれの市町村に個別に連絡して対応していきます。整備部、補足あります？
