「11p差を取り返すのは不可能に近い。重圧はすべてマン・Cに」リヴァプールとの大一番に識者は…
リヴァプールとマンチェスター・シティによる大一番について、イギリス『BBC』の解説者陣が語っている。 【順位表:プレミアリーグ】 アルネ・スロット監督新体制の下で絶好調を維持し、プレミアリーグ10勝1分け1敗で勝ち点31の首位に立つリヴァプール。一方で4連覇中の王者として今季に臨んだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制初の公式戦6試合勝利なしと苦しみ、8ポイント差の2位につけるマンチェスター・C。近年激しいタイトル争いを演じてきた両チームは、1日にアンフィールドで直接対決に挑む。 そしてこの一戦について、リヴァプールOBでもあるダニー・マーフィー氏が『BBC』で分析。「面白いのは、すべてのプレッシャーがシティにかかっているということだ」と持論を展開した。 「シティにとって、もちろん敗戦の影響は大きい。だが、勝利の影響も同様に大きいはずだ。突然チャンピオンがカムバックして、自信と信念に大きな変化を起こすだろう。一方でリヴァプールは、当然勝てば素晴らしいし、負ければ残念だ。だが細かく見ていけば、シーズンへの影響という点ではそれほど大きくないと思う。楽しんで戦えるはずだ」 なお、プレミアリーグ第12節終了時点で首位に8ポイント差をつけられた状態から逆転優勝を果たしたのは、マンチェスター・ユナイテッド(1992-93、1995-96)とアーセナル(1997-98)の3回のみ。マンチェスター・Cにとっては非常に難しい挑戦となるが、マーフィー氏は以下のように続けている。 「もしアンフィールドで負ければ、これまでで最大の山を登らなければいけなくなる。ペップのチームは近年、大きなポイント差をひっくり返せる唯一のチームだった。だが今回の彼らから判断すると、11ポイントを取り返すのは不可能に近いと思うよ」