旅館女将と市長がまち活性化や防災について意見交換 南海トラフ地震に備え政策を 三重・鳥羽市
鳥羽市内の女将らと鳥羽市長が防災などをテーマに意見交換(三重テレビ放送)
三重県鳥羽市内にあるホテルや旅館の女将らでつくるグループと鳥羽市長との懇談会が9日に開かれ、防災などをテーマに意見交換が行われました。 鳥羽市役所で行われた懇談会には、中村市長と「鳥羽旅館組合・女将あこや会」のメンバーが出席し、観光振興に向けたまちの活性化や防災などについて意見を交わしました。 女将あこや会の吉田絹江会長は、今年8月に発表された「南海トラフ地震臨時情報」について挙げ、市内を走る一部の列車が運転を取りやめる事態などが発生し、宿泊施設での対応に混乱が生じた事を報告し、引き続き、自治体と連携して非常時においての対策を検討していきたいと話しました。 これに対し、中村市長は「南海トラフ地震に備えるとともに、非常時に迅速で正確な情報を収集し、伝えることを徹底したい」と応えていました。 吉田会長は「能登半島地震が起こったように、明日は我が身で鳥羽でもいつ発生するか分からない。年末年始を迎えるので、たくさんの人に来てもらえるよう政策を打っていただきたい」と話していました。