「選手や保護者との関係づくり」に尽力 侍ジャパン高校日本代表監督の小倉さんが講演 三重・津市
「心を育てる」をテーマに野球部の指導について講演=津市(三重テレビ放送)
三重県の高校野球のレベルアップにつなげようと、侍ジャパン高校日本代表の監督を務める小倉全由さんの講演会が、3日に津市で開かれました。 小倉さんは東京の日大三高で、長年、野球部の監督を務めた後、去年12月に侍ジャパン高校日本代表監督に就任しました。 講演会は指導力の向上につなげようと、県内の高校野球の指導者で作る監督会が開いたもので、約50人の監督らが参加しました。 小倉さんは「心を育てる」をテーマに講演。その中で「みんなで子どもたちを育てる保護者会。自分の子どもだけじゃない。チームが強くなるように、みんなが納得した3年間で終えられるような野球部にしましょうと、自分から保護者にお願いしている」と、選手や保護者との関係づくりが難しい時代の中で、毎年、新入生の保護者を対象にした説明会でのエピソードを紹介しました。 また、「勝つための一番の近道が選手の心を育てること」と話していました。