パイナップルの実が付いた 菰野町の小林さん、ヘタ植えから3年 三重
【三重郡】三重県菰野町小島の小林ひとみさんが鉢で育てていたパイナップルが、3年をかけ初めて実を付けた。 16鉢中4鉢に実がなった。小林さんはパイナップルが好物。食べた後のパイナップルのヘタを鉢に植え、観葉植物としてかわいがっていた。 6月に緑色をした小さな実を付け、10月半ばになると色づき始め、パイナップルらしくなってきた。2鉢は実が落ちてしまったが、残り2鉢は成長を続け、実の大きい方(写真右側)で長さ、直径が8―9センチになる。 小林さんは自宅をまちかど博物館「クラフト表装」として公開。特殊な和紙シートと手拭いなどを使って手芸感覚で掛け軸などを作る「クラフト表装」の教室も開いている。生徒たちも実ったパイナップルを見て、珍しがっているという。 パイナップルは近々食べる予定。鉢植えは夏場は外に置き、霜が降りる前に室内に入れる。3週間ほど前、室内に移動させた。 小林さんは「冬を越して、来年も実を付けてくれることを期待しています」と話していた。