12月19日からガソリン高騰!? 来年1月は1Lあたり185円前後まで値上がる可能性も....農家も困惑「暖房代が高すぎる」
政府が発表した「補助金の引き下げ」によって、ガソリンの価格高騰が懸念されています。年末年始の帰省シーズンに、直撃する可能性もあるこの“値上がり”。街の人々はもちろん、ガソリンスタンドや農家などさまざな場所から嘆きの声があがっていました。
1回の給油で100~200円負担の可能性
12月7日、愛知県稲沢市のガソリンスタンド『大洋石油 Nステージ稲沢SS』。休日ということもあり、多くの人が給油に訪れていました。この日のレギュラーガソリン価格は、1リットルあたり174円(12月7日時点)。
その価格について利用者からは、「すごく家計に響くなと思います。ガソリン代だけでも、どこか出かけるにも、必ず必要になってくる」、「昔、若いころレギュラーで80円くらいの時があった。それと比べると倍くらいなので、すごく高いなと思います」など、さまざまな声があがっていました。 生活に何かと必要なガソリン。利用者にとっては今の価格でさえ、かなり高い印象のようですが、来週以降、ガソリンの価格がさらに上がる可能性があるというのです。
「大きい幅で上がるので、(価格を)上げざるを得ない。(来週)金曜から上げようか、それとも週末を挟んで月曜から上げようか、悩んでいるところです」と心境を明かしたのは、『大洋石油』の山崎晃司社長。
値上げの理由は、先週、政府が発表した「補助金の引き下げ」。現在ガソリン代は、本来なら1リットル190円ほどするのですが、政府が補助金を出すことで175円前後に抑えています。 しかし、その補助金が今月19日から段階的に減額。そのため、店頭価格が19日以降は180円、年明け1月には185円前後に上がる可能性が高まっているのです。
『大洋石油』の山崎社長は、「(1回の給油で)金額的には、100円~200円くらいお客さまに負担していただくことになる」と話します。
この事実を知った利用者からは、「最悪じゃん…え?そうなんだ。そんな高くなっちゃう?200円とか行っちゃいそうじゃん」など驚きの声が。また、「普段、山とか行くので。まぁまぁ遠いところへ行く。回数減らさないとですね」と、今後の外出を控えることを考える声も寄せられました。