「もっとTokyo」接種・観光促進を期待 小池都知事が会見6月10日(本文1)
英語、中国語、韓国語にも対応
それから、もうお使いになっているかと思いますけれども、東京アメッシュという、都が独自に開発したもので、雨が降っている場所、そして強さをスマートフォンなどで確認できるものであります。これを、さらにGPS機能によって現在地の降雨状況もすぐに分かる。雨雲ががーっと来て、それが、色が変化するさまっていうのは非常に分かりやすい。だいたい、英語、中国語、韓国語にも対応してまして、【数年 00:13:23】はアクセスが5000万回を超えるというもので、皆さん、大変参考にしていただいているかと思います。ぜひ豪雨などの際、ご活用いただければと思います。 この時季にあらためて浸水への備えについて、特に次の2点お願いしたいと思います。1つ目ですけれども、雨水(あまみず)、雨水(うすい)の下水道への入り口である雨水ますがありますが、そこに車の乗り入れブロックとかごみ箱などを置いてしまいますと、その取水口、取り入れ口がふさがってしまうわけですね。そうしないように、ぜひこの点、身の回り、あらためておうちの周り、確認してください。 それから2つ目です。地下室とか半地下などがあったりしますよね。そういうおうちの場合は雨水(うすい)、雨水(あまみず)が建物の中へ流れ込むことを防ぐということで、土嚢、それから止水板などの準備をしておいていただきたい。ビニール袋の中に水を入れまして段ボールで固定して簡易水嚢、水の、土嚢ではなくて水の嚢ですね、などでも代用が可能でございます。これら、どういうふうにすればいいかっていったような情報、具体的な情報については都内のデジタルサイネージ、またはTwitter、YouTubeのほうで配信をいたしておりますので、ぜひご参考にしていただいて備えをよろしくお願い申し上げます。
「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2022」開催
次にデジタル関係ですが、「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2022」、この開催についてのお知らせであります。このイベントは民間企業やシビックテックがオープンデータを活用して行政課題の解決に向けました新たなデジタルサービスの開発を競い合うというものであります。初めて開催をした昨年度ですが、186名から応募がございました。最優秀作品として、工事現場で働く人などの昼食難民とキッチンカーのマッチングという、そういうサービスを都知事杯の大賞といたしまして賞を贈呈いたしました。また、ほかにも入りやすい保育園マップなど、3件がサービスリリースをされております。オープンデータと民間の知恵がまさに掛け合わされて、都民にとってのサービスがバージョンアップされるという、そういう取り組みになっております。 今年度は実施時期を大幅に前倒しいたします。募集期間やサービスの開発期間の拡充をするなど、さらにパワーアップをして開催いたします。8月5日まで参加者を募集いたしまして、8月下旬にプログラムの開発、10月12日のFinal Stageで都知事杯の決定という、そのような段取りにしております。また、今年度は都知事杯に加えてオンラインでの人気投票をいたしまして、これが使いやすいぞといったような票とかを入れていただくことをして、オーディエンス賞、そして審査員特別賞、これらを新たに設けます。ちょっとこちら、プロモーション動画ご覧いただきたいと思います。 (00:17:16~00:17:38 VTR) 小池:はい、ということでご覧いただきました。行政のデータをオープンにすることによって民間の知恵とアプリ、データなどが、ITがクロスして新しい情報発信ということ、それを体現したものであります。募集期間中に昨年度の都知事杯の受賞者や、ハッカソンを数多く手掛けるスペシャリストの皆さんがハッカソンの魅力を語るイベントを行ったり、また、エンジニアによるアプリの作成講座なども開催をしてイベントを盛り上げてまいります。ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと存じます。 そして次に若者の消費者トラブル防止についてお伝えをいたします。若者の消費者トラブルを防止するためにコマーシャル、CMのシナリオ、動画の募集を開始するというものでございます。ご承知のように4月から成年年齢が引き下げになりました。それによって若者をターゲットにした消費者被害の増加が心配をされているわけです。