「もっとTokyo」接種・観光促進を期待 小池都知事が会見6月10日(本文1)
家計にも地球環境にも優しい
東京ゼロエミ住宅ですが、まず一般的な省エネ基準の住宅よりも最大で40%の省エネになります。年間では【*****00:07:09】、ランニングコストというんでしょうか、約8万9000円、光熱費がお得になります。さらに太陽光発電や蓄電池を活用することで、電気を使わなくて、買わなくて済むということになります。断熱性能の高い家というのは、それは、夏は涼しく、冬にはヒートショックの発生を抑制する。快適で健康な暮らしを実現するということにもなります。 現在、都は東京ゼロエミ住宅を強力に後押しするために最大で210万円の補助を行っております。さらにこの東京ゼロエミ住宅に太陽光発電と蓄電池を設置いたしますと、最大で120万円が上乗せされますように。このことについてはこの議会で第2定例議会において補正予算案を提出しているところです。補助については4月の着工分からが対象となりまして、6月下旬から受け付けを開始いたします。また、東京ゼロエミ住宅、こちらは不動産取得税も最大で全額減免といたします。おうちを新築する際、大変大きなお買い物になるわけですけれども、ぜひこの点などを考慮して、ハウスメーカー、また工務店にご相談され、人にも、そして家計にも、さらには地球環境にも優しい東京ゼロエミ住宅をご検討いただきたいと思います。環境局が担当しております。
マイ・タイムラインのアプリを公開
続きまして、先ほども梅雨の話をコロナの際にいたしましたけれども、梅雨本番に当たって幾つか注意していただきたことがありますので、これについて申し上げたいと思います。今週初めに関東甲信地方が梅雨入りをしたわけでございますが、振り返ってみますと、この時季というのは全国各地で風水害が頻発しているわけです。先月の末も沖縄県で記録的な短時間大雨情報が発令されて、土砂崩れが起こったり、冠水被害が発生をいたしたところでございます。 風水害は気象予報などによってあらかじめ予測はできるわけでありまして、そして私たち1人1人が防災意識を持って早め早めに適切な行動を取ることで、この災害をできるだけ抑えることにもつながります。とても大切なことだと思います。6月1日から気象庁が線状降水帯の発生予測の公表を開始いたしました。発生が予測される半日前に気象庁が公表されるということになっていまして、都としても迅速に情報の発信を行ってまいります。 豪雨などに備える際に役立ちますのがマイ・タイムラインになりますけれども、いつもブルーのマイ・タイムライン、ご家族で、また、学校などで、自分のおうちで、何時間前には何をしましょうっていうことをまとめるわけですけれども、スマートフォン版もマイ・タイムラインのアプリを公開いたしております。とても好評であって、1カ月間でだいたい1万件のアクセスがございました。このアプリですけれども、スマートフォンのチャットボット機能で質問に受け答えができる。そして、手軽にマイ・タイムラインを作成することができるということです。また、ご自宅などの生活した地点の河川、どこそこの河川、どこそこに住んでいるおうちがある、勤め先があるなどなど入れておくと、その河川が氾濫する状況はどうなんだ、土砂の災害などはどうなんだといったような水害リスクが目で見て分かるように、視覚的に表示がされますので、ぜひダウンロードしてご活用いただきたいと思います。 そして迅速な避難行動に必要なのはリアルタイムの状況発信ですが、都内においては集中豪雨などで急激に水位が増加する河川が数多くあります。そこに河川の監視カメラ設置をしておりますけれども、そこからの映像をライブ配信いたしております。こちらのYouTubeからご覧いただける。現在78カ所の状況が見られるわけで、これについては今後も追加もしてまいります。そして都民の皆さんにはそうやって速やかに、こういった情報をベースにしながら、速やかな避難にこれらを活用していただきたいと思います。