「離婚後夜」劇中と打って変わって仲良し!? 久保田紗友&長谷川慎インタビュー
テレビ朝日にて、毎週土曜深夜に放送中のドラマ「離婚後夜」(ABCテレビでは日曜深夜)。カフェでアルバイトする主人公・宝条伊織(佐野晶哉/Aぇ! group)はある日、カフェの常連である金織香帆(久保田紗友)と思いがけない出会いを果たし、初めて本気の恋に落ちてしまう。しかし、香帆は高校生の頃から10年間連れ添った夫・真也(長谷川慎/THE RAMPAGE)からモラハラを受けながらも、結婚生活を続けていた。 そんな中、真也の不倫現場を目撃し、すぐに離婚を決意。行き場をなくした香帆は伊織に助けられ、2人の一時的な同居生活がスタートする。「香帆に頼られる男になりたい」と精いっぱいの気持ちを伝える伊織に対し、香帆は年上でバツイチのため「私なんか」と自信喪失。伊織の思いを受け入れられずにいる香帆のピュアで真っすぐな“離婚後夜”から、2人の恋が始まる。 そんな今作も折り返しを迎える中、香帆を演じる久保田さんと真也を演じる長谷川さんへインタビューを決行。ドラマの見どころや撮影を終えた感想を聞いた。
――まず、今作の撮影を終えた感想をお聞かせください。 久保田 「本当に皆さんと一致団結して撮影を乗り越えました。こんなに絆が深まる現場だと思っていなかったので、現場の温かい雰囲気を作ってくれた監督たちをはじめ、全てのスタッフとキャストの皆さんに『最高のチームをありがとう』と感謝をお伝えしたいです」 長谷川 「短い期間での撮影でしたが、その分1日がとても濃くて、僕自身が真也という役に対して本気で向き合えたからこそ、終わった後には達成感を覚えました。素晴らしいキャストやスタッフの皆さんと、この作品を作れることができて本当に良かったと感じます」
――続けて、撮影当時を振り返っていただきたいのですが、最初に原作を読んだ時の感想を教えてください。 久保田 「『離婚後夜』というタイトルを聞いて、ドロドロしたディープな大人の物語かなという印象を受けたのですが、全然違っていて。恋愛物語でありながら、それぞれが成長していく奇麗なお話だと思い、面白くて一気に読み終えてしまいました」 長谷川 「離婚という言葉がタイトルに入っているので、最初はネガティブな内容なのかなと思っていました。しかし、読み進めていくと全然違って、とてもピュアな恋や幸せな生活シーンがある中にモラハラをする真也がいるので、それが悪く目立って、作品にいい効果をもたらしているなと感じて。真也の出す毒みたいなものがいい感じに作品をまとめていて、いろいろな感情になれる面白い作品だと思いました」