「うるさすぎる」登録者33万人の野球YouTuber 「侍ジャパン」観戦時の“振る舞い”に批判殺到
11月23日、野球の国際大会「プレミア12」の日本代表(侍ジャパン)対台湾代表が東京ドームでおこなわれた。この試合を観戦していたYouTuberの客席での“振る舞い”が波紋を呼んでいる。 【投稿あり】「迷惑だなー」と批判が殺到した映像 話題となっているのは登録者33万人を超える「野球YouTuber向(むこう)」だ。向は15年にYouTubeチャンネルを開設すると、野球部の日常をネタにした「野球部あるあるシリーズ」が人気を博し、知名度を上げた。これまでに数々の元プロ、現役野球選手などと共演しており、野球好きにはよく知られた存在だ。 向はこの日の試合をエキサイトシートで観戦。エキサイトシートは1塁側と3塁側のスタンドからグラウンドにせり出しているシートで、ボールよけの防護ネットがなく臨場感が味わえる席だ。向は試合中にXを更新し、客席でグローブを装着している動画を投稿して「本日、絶対にファールボール、ビタドメします」と宣言していた。 その後、《プレミア12で観客席に弾丸ファールボールが飛んできて東京ドームが騒然》と綴り、実際にライナー性の打球が向のすぐ近く、左後方あたりの席に飛びこんでくる1分ほどのショート動画を公開した。 向は打球がきた瞬間、「うわ~~マジか!! うぉーーーーーマジできた!!!」と絶叫。即座に立ち上がって通路に出ると、ボールが落ちた付近に座っていた他の客に対し、「大丈夫!? 大丈夫すか?」などと声をかけつつ、その場でおどけてクルクルと回転しながらボールを探す仕草を見せた。 警備員が来るとようやく席に着いたものの、その後も「マジできた!」と繰り返すなど終始興奮冷めやらぬ様子で、周囲の客へも「当たったんですか? すごい! 運を持ってる方!」などとカメラを向けて話しかけていた。 しかし、この少々“オーバー”に見えるリアクションや他の客への“絡み”を見た視聴者から、コメント欄に批判の声が殺到している。 《YouTuberだから仕方ないかもしれないけど、動きが一々わざと大袈裟にやってるようにしか見えなくて不快》 《迷惑だなー》 《うるさすぎる。近くにこんなの居たらハズレだわ》 《こうやって周りの迷惑を考えない人がいるせいで、NPBに試合中の動画禁止とかルール作られるんだっていい加減気づいてほしい》 向は翌24日に本編の動画をYouTubeで公開したが、Xでの反応を受けてタイトルを「【台湾優勝】プレミア12全力応援するもSNS大炎上して悲しいです。【ムコウズ】」としている。 本人は全力で応援しただけのつもりだったようだが、その振る舞いを“迷惑”だと受け止める人も少なくなかったようだ。