【ジャパンC】欧州最強軍団よ見たか! 武豊ドウデュース、秋の盾につづく連勝!GⅠ・5勝目
ラストランの有馬記念では偉業が懸かる。天皇賞、ジャパンC、有馬の秋のGⅠ3戦全勝はテイエムオペラオー(2000年)、ゼンノロブロイ(04年)の2頭だけ。 「一戦一戦を大切にしなきゃなとかみしめながら乗っている。有馬記念で終わりなのでとても寂しいけど、あと1戦を楽しみたい」と武豊騎手。スーパースターの人馬が最高のフィナーレを見せてくれるに違いない。(板津雄志)
■ドウデュース 父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父ヴィンディケイション。鹿毛の牡5歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈱キーファーズ。戦績16戦8勝(うち海外3戦0勝)。獲得賞金17億7587万5800円(うち海外2239万6800円)。重賞は2021年GI朝日杯FS、22年GI日本ダービー、23年GⅡ京都記念、GI有馬記念、24年GI天皇賞・秋に次いで6勝目。ジャパンCは武豊騎手が1999年スペシャルウィーク、06年ディープインパクト、10年ローズキングダム、16年キタサンブラックに次いで5勝目、友道康夫調教師は17年シュヴァルグランに次いで2勝目。馬名は「する+テニス用語(勝利目前の意味)」。
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【売り上げ・入場者数】
ジャパンCの売り上げは243億6712万7000円で前年比93.5%。入場者数は7万9720人で同92.8%だった。
【アラカルト】
◆武豊騎手 2016年(キタサンブラック)以来で、通算5勝目。勝利数単独トップとなった。JRA・GⅠはドウデュースによる天皇賞・秋以来で今年2勝目、通算83勝目。重賞も天皇賞・秋以来で今年6勝目、通算363勝目。
◆友道康夫調教師 17年(シュヴァルグラン)以来で、通算2勝目。JRA・GⅠは本馬による天皇賞・秋以来で今年3勝目、通算21勝目。重賞も本馬の天皇賞・秋以来で今年7勝目、通算70勝目。
◆ハーツクライ産駒 19年(スワーヴリチャード)以来で、通算3勝目。JRA・GⅠは本馬による天皇賞・秋以来で、通算17勝目。重賞も本馬による天皇賞・秋以来で今年4勝目、通算87勝目。