新型コロナ専門家会議が会見(全文5)帰国者・訪日外国人からの感染は減少
意図はありがたいが活用できない
それは初期のころは接触者のフォロー等々に人数が限られてるから、現有の保健所等の、で、保健所は実はクラスターサーベイやってるだけじゃなくて、帰国者の外来のいわゆる電話相談なんかもやって、あとは検体の輸送なんかもやってるわけですよ。で、実はこのコロナの戦いの一番の、言葉は、主戦場というのはあんまり悪いんですかね、もうほかに言葉は分からないけども、戦い、現場ですから、現場。現場が疲弊、今してるんです。これについて、だからここの11ページの下から2ポツ目で、併せて、3月9日、3月19日、専門家会の提言および3月、こういうふうに、もう疲弊してるからなんとかしてくれということで、これを補強するためにはもう保健所にいる人だけでは間に合わないですね。だから、で、しかもこれをやるのにまったく医療というか公衆衛生にまったく門外漢の人が来ても、なかなか、意図はありがたいけども、活用できない。 だからわれわれがお願いしているのは、例えば在宅の保健師さんとか市の保健師さん、あるいはリタイアした人、あるいは大学なんかでも公衆衛生に関係してる人などを知事が、現場で、現場の知事がそういう人にお願いして、特にこういうふうに感染がどんどん拡大してる地域は、今、東京、台東区は今それが起きてるわけですね。そのためにちょっと遅れたというのが、われわれのチームのメンバーからの今日、きのうの深夜からの報告ですから、ぜひこれは国にも再三言っていた。で、しかもこれは都道府県がリーダーシップをやってもらわなくちゃ、霞が関でいくらやったってしょうがないんですね。これは現場でこのチームが強化されなくちゃいけなくて、実はこれは保健所長会と公衆衛生学会が急遽、われわれ専門家会議のほうから頼んで、もうともかく各県の、これに関わる、ティーチャーズ、教える人ですね、これをまず集めて。これは3日前、日曜日でしたね。 脇田:先週の日曜日、はい。