愛知県・大村知事が定例会見6月8日(全文1)唾液を使ったPCR検査体制整備へ
愛知県の大村秀章知事は8日、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「唾液でPCR検査」愛知でも積極導入 大村知事が会見 ノーカット(2020年6月8日)」に対応しております。 【動画】「唾液でPCR検査」愛知でも積極導入 大村知事が会見 ノーカット ◇ ◇
昨日、陽性者1人を確認
大村:それでは月曜日定例記者会見を始めさせていただきます。今日午前中、愛知県競馬組合議会というのが10時からありまして、時間を午前から午後にずらさせていただきました。よろしくお願いいたします。 まずお手元に、先日までの感染者の状況をいつものようにお配りしてありますのでご覧をいただければというふうに思っております。昨日、陽性者1人の確認をされまして、今入院中が9名ということと、それから圏域で、県内の発生ではありませんが、圏域で飛行場等の何か、圏域で確認されて、愛知県に住所があるということで県内の病院に入院されている方が12名ということでございます。ちなみにこの検査件数のほうは、きのう0になっておりますが、きのう1名というのは土曜日の夜に出たということで、日付としては土曜日ということになっておりますので、よろしくお願いをいたします。それから感染経路不明の方は26%ということで変わらずということでございます。ということでございますので、よろしくお願いいたします。
除菌を行う装置導入経費の助成制度を創設
それでは続きまして、まずお手元にあります資料でありますが、これは6月2日に記者発表させていただきましたが、今回の新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる医療機関を支援するため、ウイルス等の除菌を行う紫外線照射装置などの導入経費の一部を助成する本県独自の制度を創設いたしましたので、あらためてお知らせをいたします。これは、予算的にはもうすでに決めた既決の予算の、施設の補助ということでございます。これは4月の補正ということでいいんだっけ。ということでございます。 これは医療機関におきまして、感染患者さんが使用した病室等の消毒作業が、精神的・身体的に大変な負担があると伺っておりまして、このような装置を導入することで、感染リスクの低減、作業負担の軽減につながると医療の専門家の方から助言をいただきました。ということで制度を創設したわけでございます。装置によって性能の違いがあると聞いておりますが、ある紫外線照射装置では特定の病原性菌に5分間照射することで99.9%程度の除菌ができたそうであります。このような装置を活用することで、感染患者が使用した病室等の消毒をする際の医療スタッフの負担軽減を図ることができます。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の第2波、第3波に備えまして、感染患者を受け入れていただく医療機関に装置の導入経費を支援することにより、さらなる医療提供体制の強化に取り組んでまいります。資料が、これが6月2日に、先週、資料配付をさせていただいたものでございます。愛知県内で感染患者さんを受け入れていただける予定の医療機関は70ありまして、それぞれに、補助率としては2分の1、1施設当たり400万円を限度ということで、ここにある機械が1つの例でありまして、普通はだいぶ、消毒して、噴霧して、いろんなことをやったり、拭いたりとかって、相当な手間が掛かるわけでありますが、これでやりますと数分から10分程度で除菌を行うことができるということで、ぜひこうしたものを入れたいということでございました。 お聞きいたしますと、この70の医療機関にアンケート調査をしたところ、6割の医療機関が要るという回答をいただいたので、制度の利用見込みとしては40の医療機関程度を想定しているところでございます。これをやりますと、今、病室の消毒は病院の職員が手作業で行っているために、ひょっとしてそこにウイルスがあると感染リスクがあるということでありますが、そして消毒も換気の時間が必要だということでありますけれども、ですから何時間も掛かるんでしょうね。何時間も掛かると思うんですが。