愛知県・大村知事が定例会見6月8日(全文1)唾液を使ったPCR検査体制整備へ
掲示を希望する全ての施設が対象
なお、PRステッカー・ポスターの掲示を、これ、対象はそうしたポスター・ステッカーの掲示を希望する全ての施設を対象といたしまして、2016年の経済センサスという調べでいきますと、愛知県内の事業所は、県内事業所は全ての全産業で22万カ所ございます。ということでございまして、多いのは、卸・小売が4万6000とか、製造業が3万とか、建設業が2万3000とか、宿泊・飲食サービス2万9000とか、生活関連サービス・娯楽で1万9000とか、こんなところが多いところ。医療・福祉が1万6000とか、こういうことでございます。 ということなので、私も内部でちょっと検討して、ポスター、でもステッカーは作って、申請があったら張れるやつを配ろうかなと思ったんですが、とてもこれが、22万ということになるとあれですし、ともかく申請をしてもらって、審査してオッケーだと、そういうことをやるだけでも、とにかく人海戦術でやらなきゃいけませんので、とてもこれは現実的でないと。今、感染症対策、これからも、収まってきているとはいいながら、やはり日々日々続行中でありますので、これは申請して審査して認証するということではなくて、電子申請で事業者に登録をしてもらって、そしてそうした事業者の方にわれわれがデータを送って、そして自分で打ち出して活用していただくと、こういう形にしようということにさせていただきました。
帰国者・接触者外来の負担軽減を図るため
今やってる数件のところも同じようなやり方でございます。要は応援をするというやり方でありますね、そういった形にしていきたいと。これ、でもあいち電子申請・届出システムに、1時間600件の受け付けが可能でありますけど、600件来たらたぶんうちの対応のところはいっぱいいっぱいになるだろうというふうに思いますので、担当の職員も、これは何人ぐらいおるの? 取りあえず1人か。1人でまず始めますけども、専任を置いてやらなければいけませんので、そういうことでぜひご理解をいただければというふうに思います。 なので、申請来られて県が審査して認証ということではなくて、届け出、登録をしてもらって、そこの登録をしてもらったところにはうちのほうからデータを送る、この作業がありますので、送らせていただいて、活用をしていただくということでございます。ぜひこうしたポスター・ステッカーが大いに広まっていって、県の皆さまに、お店の方もそうですが、事業所の方もそうですけども、そこの従業員の方、そしてまたお客さん、ご利用者の方も、ぜひそうした形で感染防止対策に取り組んでいただくということでよろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。 続きまして2点目でございます。唾液を使ったPCR検査体制の整備について申し上げます。愛知県におけるPCR検査は県内50カ所の帰国者・接触者外来およびPCR検査所において実施をいたしております。今月2日に唾液を使ったPCR検査が国において認められたことから、PCR検査の需要増大に備えまして、帰国者・接触者外来の負担軽減を図るため、本県における唾液を使ったPCR検査体制を新たに整備いたします。 唾液の採取は患者さんの負担を軽減するだけでなく、自己採取が可能であるため、医療従事者にとっても感染リスクが軽減するメリットがあります。また、発症から9日間程度は唾液での新型コロナウイルス検出率が高いことが報告をされております。そこで今回整備する検査体制の対象者は、地域の診療所等の医師が新型コロナウイルスの感染を疑った発症後9日目までの軽症者の方を対象といたします。 唾液を使ったPCR検査の流れは次のとおりでございます。資料をご覧いただければと思いますが、ここは資料に書いてありますけれども、その下の表ですね。表でございます。表を見ながら見ていただければと思います。