上戸彩、鈴木おさむ、麒麟…2024年に一番読まれたインタビュー記事ベスト5【まとめ】
2024年に読まれた著名人のインタビュー記事をまとめてお届け! ※2024年1月~2024年9月掲載記事を再編。 【写真】上戸彩、鈴木おさむ、麒麟…2024年に一番読まれたインタビュー記事ベスト5
1.鈴木おさむ「僕も老害になっていた」。40代からのソフト老害とは
僕は「老害」による被害者側だとずっと思ってきました。 でも、この一年はそうでもないと思っています。 老害は60代、70代の話ではない。40代から老害を与える加害者側に立っている人もかなり多い。 事の始まりは、とあるYouTube チャンネル。『街録ch』という人気チャンネルをご存じでしょうか? 三谷三四郎というテレビディレクターが町中で、とんでもない人生を経験した人たちにインタビューするもので、これがとてつもなくおもしろい。 三谷Dは、元々お昼の番組『笑っていいとも!』のADさんで、そのあとディレクターになり、僕もいくつか番組を一緒にやっていたことがある。 三谷Dが、テレビから少し離れて、『街録ch』を始めてヒットし始めたときに、嬉しくて電話した。「良かったな、三谷」と言っても、なんかノリが悪い。あんまり嬉しそうじゃない。 その理由が一年後にわかった。
2.「ほぼ仕事ゼロ、ドン底だった人生が一変」麒麟・田村裕を救った芸人仲間
お笑い芸人・田村裕の人生を変えた、自叙伝の爆発的ヒット。 2007年8月刊行の『ホームレス中学生』が200万部を超える大ベストセラーになると、田村は周囲から「先生」ともてはやされた。 相方である川島明とのコンビ・麒麟でM-1グランプリのファイナリスト常連となり、着実に芸人としての力を伸ばしていた時期ではあったが、『ホームレス中学生』によって田村は一気に世の中から注目され、信じられない量のスポットライトを浴びることになった。 「本がヒットした後は、みんなチヤホヤしてくれた。でもそれも一時期のことで、徐々に熱が冷めていき、近くにいた人たちはスーッと去っていきました。世間からは見下され、少しでもテレビに映ると、SNSで『まだ生きてたんだ』とか書かれる。『川島と違って田村は終わった』とか、そんなことも散々言われました」 川島のピンでの露出が増えるのとは対照的に、田村の仕事量は右肩下がり。2017年頃には「探偵!ナイトスクープ」を除けば、ほぼテレビ出演の仕事がない状態に陥る。 元来ネガティブな性格だったこともあり、精神的にもかなり追い詰められ、まさにドン底だった田村。しかし、そんな状況のなか、ある芸人仲間の言葉に救われたという。