実家にプール、年2回海外旅行…「超裕福な実家」に育った35歳保育士妻「深夜の外出」の謎
「夜中の外出」増加とともに怪しいLINEが
さらに、今回調査を依頼しなければと思ったのは、妻の「夜中の外出」が目立つようになったからでした。 「朝、起きられなくなって、娘の幼稚園の送り迎えは、僕と実家から派遣されたシッターさんでこなしています。そうするうちに、2ヵ月前から妻が夜中に出るようになったのです。僕が眠りにつく1~2時を待つようにしてこっそり抜け出して、僕が起きる6時までに帰ってくるんです」 そして、「これを見てください」と、妻のLINE画面を撮影した画像を見せてくれました。そこには、男性名をアルファベット表記にした名前と、猫のアイコンがありました。そして「なんであんなに気持ちいいの?」「俺の尽くす心」「またぺろぺろしてほしい」「またおいで」などの恋人同士らしいやり取りがありました。 「これは明確に浮気相手です。妻がこの男と結婚したくなったら、用済みの僕を追い出す。あの義両親は自分たちのためならなんでもする。たった1人の孫を手放さないに決まっているんです。僕が娘を引き取って、真っ当に育てたいんです」 妻の2人の妹は、男性の交際経験が全くなく“推し活”に血道を上げているのだとか。 「妻が夜中に出ていくということは、タクシーを呼んでいるか、最近実家の敷地の中にできた電動キックボードを利用しているに違いない。妻は甘ったれて育った人の常で、自転車に乗れないのです」 妻のスマホ画面から、浮気をしていることを確信。妻が家を出るのは、必ず水曜日とのことなので、夜中に張り込みを開始しました。 ◇実家が裕福なのは素晴らしい事ではあるが、秀行さんも大手企業の社員で借金もない。ふたりの収入でちゃんと生活できますよ、大丈夫ですよと妻にも言いたくなる。妻の実家依存も気になるし、深夜に出かけるのも心配だが、実際どうなのだろうか。 調査の結果は後編「「あなたが悪い!」超裕福実家に生まれ育った35歳妻「10歳サバよみ浮気」の悲哀」にて詳しくお伝えする。
山村 佳子(探偵事務所代表)