山際担当相が会見 「まん延防止」21日で全面解除へ(全文)移動先では感染リスクの高い行動控えて
行動規制なしの対応もぜひ検討を
ニコニコ動画:連日お疲れさまです。よろしくお願いします。ニコニコ、七尾です。今もありましたように、まん延防止等重点措置の効果の検証なんですけど、ごめんなさい、ちょっと言ってみると、結論として効果はあったというふうになる可能性が高いと思うんです。大事なのは、今回、国民もオミクロンだからまん延防止等っていうのを早く解除してほしいという声があったと思います。なので検証の際には、加えて行動規制を伴う重点措置の網掛けをしなくても対応できる可能性もぜひ検討していただきたいなと思うんですが、この点いかがでしょうか。 山際:忘れてはいけない物の見方は、医療提供体制が逼迫しないレベルで感染症を抑え込んでいくということなわけですね。それができるという見通しが立つならば、要らぬ行動制限を掛ける必要はないわけです。ですから当然、措置の内容は極力少ないほうがいいわけです。ですからそれを探り続けます。 しかし一方で、沖縄県で、この間の厚生労働省のアドバイザリーボードで示されたデータですが、18歳の方だけ飛び抜けて新規感染者数が増えたという事例がこの間、報告をされました。これは当然ですが、18歳ですから高校を卒業されて、それでそのあとのある意味、そのあと全国に沖縄の方々は進学をされたり就職をされたりっていうことがあるんだと思います。そうなると卒業したメンバー同士でさまざま会合を開く、飲食をするっていうことがあったんだろうと思います。結果として、やはり感染者数はそこの部分が有意に増える。これも事実なんですね。 ですから行動制限、特に飛沫が飛ぶような環境っていうものをどのように効率的に防いでいくかっていうことについては、ある意味これからもそれを、時間を短縮するっていうことが適切なのか、そうではなくて、飛沫が飛ばないように工夫をするほかの手だてがあるならそれをむしろより強調するべきなのか、方法論はいろいろあると思いますけれども、そういうことも含めて分析・検討というものを進めて、よりリーズナブルなものにしてく必要があると思います。ですからお答えとしては、それも含めて検討すべきだと思っています。 司会:ほかにございますでしょうか。読売新聞さん。