「街の幸福度ランキング」トップ10に県内から2町村がランクイン!幸せの秘訣は?【長野】
18日に発表された「街の幸福度ランキング」。県内からは2つの村が全国のトップ10にランクインしました。住民の幸せの秘訣とは?住民に聞いてみました! 毎年、大東建託が発表している「街の幸福度ランキング」。全国1890の自治体の住民およそ80万人を対象に行われた調査で、今の暮らしに対する幸福度を10段階で評価し集計したものです。18日、今年の結果が発表されました。 ■麗澤大学教授 大東建託賃貸未来研究所 宗健さん 「第8位が長野県の飯島町…、第2位は去年1位でした原村」 県内からは飯島町が全国8位、原村が2位にランクイン!「幸せの秘訣」は一体、何なのでしょうか? ■飯島町民 「大手スーパーだとか、便利だとか、そういう便の追求ですとそんなにすごい施設があるわけじゃないんです。ただ人間対人間、関わり合いと言うか、お互いに信頼し合って協力し合っているといつも感じている」 京都から移住したというこちらの男性も飯島町での生活に満足しているようです。 ■京都から9年前に移住 「ちょうど良い田舎感なんですよね。都会から来たら。人との距離感もそうですし、暮らしてる空間が広いんですよね、都会よりは。私はサウナ作っちゃったんですけど」 心地良い人との距離感で、のびのびと生活できることが幸せの理由だそう。 街の幸福度が上がる要因について専門家は… ■麗澤大学教授 大東建託賃貸未来研究所 宗健(そう・たけし) 「結婚して、子どもがいて、家族仲良く持ち家に一定の経済的余裕を持って暮らしている。そういう人たちをどれだけ集められるのか、来てくれるのかというのが、要因としては大きい」 子育て世代の移住先として選ばれることがポイントの一つと指摘します。 ■飯島町民(子育て中) 「ここに生まれて良かったなと思います。子育ての面が充実してるかなと。子どもの医療費が無料だったり」 もちろん、2位にランクインした原村も移住政策には力を入れています。 ■首都圏から移住 「原村があっせんしていて、移住促進キャンペーンをやっていたので。やっぱり大正解でした。景色が良い、空気が良い、晴天率が高い。ここは私の天国です」 ■原村 牛山貴広村長 「今年も上位にランクインしてとてもうれしいです。もちろん1位の方が良かったですけども、一番思っているのはこの原村に住んでいる人の温かさが、幸福度に関係してきているのかなと思っています。子どもの医療費が無料だったり、独自の政策もあるので。地域としても子どもを大切にしていこうという文化は持っている。(Q1位を目指したい?)もちろん1位を目指し頑張っていこうと思います」 トップへの返り咲きを目指し、さらなる制度の拡充に力を入れていくということです。