移籍先はどうなる?本田圭佑のJリーグ復帰はない?!
メキシコ1部リーグでの全日程を終えて、3日に帰国しているMF本田圭佑(31)が、所属するパチューカを1年で退団することが確実となった。 まだ正式にはアナウンスされていないが、現地時間4月27日に更新した自身のツイッターで、パチューカのファンやサポーターへ向けてスペイン語で退団を示唆している。 「僕はパチューカを離れることになるかもしれませんが、1年前にクラブと契約したとき、僕はすでにこのような決断をしていました」 ACミランとの契約が昨年6月末に満了となり、3年半にわたって所属してきたセリエAの名門を退団した本田は、同7月14日にパチューカと電撃契約。その際に結んだ1年契約を当初から更新する意思がなかったことが、和訳された投稿の一部からも伝わってくる。 では、本田の新天地はどこになるのか? 移籍先の条件は何なのか? ミランとの契約が切れる直前の昨年6月。本田は、新天地を選ぶ際の基準をこう語っている。 「出場機会を優先して移籍した、ということが過去にないんですよ。自分が成長できる、自分が面白いと思える刺激的なところへ、常に挑戦心をもって挑んでいるので。面白いと思えるクラブがあるかどうかがものすごく重要で、その次に試合に出られるか、ということを考えるんでしょうけど」 ミランにおける最終年となった2016-17シーズンは実質的な構想外となり、リーグ戦ではわずか8試合の出場に甘んじた。そうした状況を受けての質問に、不敵な笑みを浮かべながら出場機会は優先しないと豪語した。ならば、本田の言う「刺激」を満たす条件は何なのか。 「同じルーティーンがあまり好きじゃないので。環境もそうですけど、(自分にとって)常に未開の地みたいなところというか、自分の知らないエリアへ行くことが好きですね。自分のいろいろな考え方から来る、あらゆる好奇心がひと言でいえば刺激に近いですね」 こうした考え方に則れば、日本のサッカーファンにとって馴染みが薄く、それでいて決してレベルが低くないメキシコの強豪を、名古屋グランパス、VVVフェンロー(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、ミランに次ぐプロ人生で通算5チーム目のクラブに決めたのもうなずける。