小池都知事が臨時会見 警戒レベル「最高」に(全文1)「5つの小」プラス心遣い
会食は小人数開催を心掛けて
そしてこちら、あらためていつもご紹介しております、このかるたでございますが、全部、「こ」になっております。大人数、長時間の会食というのは感染リスクが高まります。大人数の飲食ではどうしても大声になります。飛沫が飛びやすくなります。そして会食を計画される、これから予約を取りますという方もいらっしゃるでしょう。小人数で開催をしていただくということを心掛けてください。また、長時間におよぶ飲食では注意力が低下をしまして、だんだんいいお酒が回ってきて大きな声になりやすいですね。ということから、できれば小一時間程度といったように、あらかじめ終了時間を決めておくなど、気を付けていただきたい。そして小声。小声での会食、大声ではなくて小声の会食となるようにお願いを申し上げます。 そもそも体調が悪い方は、どうぞ会食への参加のほう、お控えいただきたいと存じます。そして会食、会場選びについては、小まめな換気ができる場所を選んでいただいて、人と人との距離がちゃんと取れるところ、そしてまた、正面に座らないで1つ1つ少し斜めにしてずらしていくなど、座席の面でも飛沫を避けるための工夫をしていただきたいと存じます。 そして飲食店をご利用される場合には、ご承知のように、この安心の虹のステッカーが掲示されていることをご確認いただいて、そしてお店の感染防止策、お店の方も一生懸命されておられますので、どうぞお店の方々が、すいません、あまり大きな声でなさらないでくださいとか、お話に夢中になっている方に、すいません、マスクしてくださいっていうときに、うるさいとか言わずに、ぜひご協力をいただきたいということであります。
会食時には手洗い、消毒を小まめに
そして、会食時には手洗い、消毒、これを小まめに行ってください。そして入店時や食事前だけでなくて、トイレで座席を移動するなど、場面の切り替わりの際にもこれらのことを小まめにお願いいたします。それから大皿でなく、お料理は小皿にしていただいて、自分のお箸を使って大皿をつつくなどということは控えていただきたいと思います。もちろん回し飲み、そしてお箸を共用にしちゃうとか、そういった感染のリスクが高めるようなことについてはお控え、厳禁でお願いをしたいと思います。 それから飛沫が飛ぶのを防ぐために、会話をする際ですけれども、マスクを着けていただきたいんですが、難しい場合には、最近お薦めというので、ハンカチとかおしぼりとか、場合によっては扇子とか、いろいろ工夫もあるようでございます。これについてはある程度の効果が期待できるということでございますので、それぞれ工夫をしていただきたいと思います。いずれにしましても、あらためて、この「5つの小」、そして心遣い、こちらのほうをお願いしたいと存じます。 そして今週、先ほども申し上げましたように、高齢者の患者さんの数が増加しております。高齢者をはじめとして、例えば糖尿病の持病がある方、心血管疾患、呼吸器疾患など、これらの基礎疾患のある方は、会食はできるだけお避けいただいたほうがいいです。そしてこうした重症化リスクの高い方々と同居しているご家族の皆さんもできるだけ参加を控えていただいて、ウイルスを持ち込まないということ、そして帰宅時には手洗い消毒など徹底していただくということでありまして、また元に戻ります、「防ごう重症化 守ろう高齢者」、この徹底をお願い申し上げます。 事業者の方にもあらためてのお願いでございますが、ガイドラインを徹底して、ステッカーを掲示していただきますようにお願い申し上げます。一度もうステッカーを掲示しましたよという方も、あらためて継続的に対策の確認を行ってください。そして利用者に対しても、うちはこういう方針でやっているんだということを、協力を呼び掛けていただきたい。それから換気扇の設置、窓を開けるなどで、ちょっと外が寒くなりましたけれども、換気の徹底をしてウイルス感染を防ぐということでご協力をお願いします。