「密かに使い続けていいた」「本当に助かる」プロ愛用のマストアイテムが復刻。生産工場の都合で廃盤となっていた…
ついに復活!! 大遠投アジングを実現した新たな「鯵天」
さて、ここからは本題のアジングの話に移りましょう。秋も深まり冬に入るころになるとアジングで釣れるアジのサイズが良くなってきます。それは春ごろに生まれた0歳魚が成長するからだけでなく、30cm以上の大型も沿岸に多く回遊するようになるからでもあります。 そして、そんな大型のアジが接岸しやすくなる理由の一つが「ベイト」の存在。冬は稚アユ、ハク(ボラの稚魚)シラウオ、シロウオ、シラスウナギなど、沿岸に多くの小魚が集まる時期。そしてアジは大型になるほど魚食性が強くなる傾向があり、20cmほどまではプランクトンが主食ですが30cmほどになると小魚も多く捕食するようになります。つまり沿岸にやってくるベイトを追って大型のアジが沿岸に回遊してくるわけです。 以上のことから、冬はデカアジを狙ったアジングが熱くなるのですが、ベイトフィッシュを求めて回遊するアジを狙うため、釣り方は必然的にリトリーブを主体とする横方向の釣り方がメインになることが多くなります。その最たる例が磯やサーフのアジングで、潮通しの良い磯や急深のサーフで回遊してくるアジを狙うと40cmを超えるようなデカアジもヒットします。 そういった釣りでは遠投が不可欠のため、キャロやフロートのような重量のある分離系のリグがメインになりますが、待望していたキャロシンカーがDAIWAからリリースされます。それが「月下美人 鯵天R」です。 実はこのアイテムは2012年秋に登場し、2017年頃まで発売されていたのですが、生産工場の都合などで近年は廃盤となっていました。自分のアジングではマストアイテムだったため廃盤後も密かに使い続けていましたが、この度再び販売されるようになりました。これは本当に助かります。 鯵天がなかった期間はダウンショットなどで対応していましたが、やはりキャロでなければ釣れないアジはいますからね。この「鯵天R」はアジングやメバリングで使うキャロライナリグのシンカーですが、一般的なキャロシンカーとはかなり違います。