「密かに使い続けていいた」「本当に助かる」プロ愛用のマストアイテムが復刻。生産工場の都合で廃盤となっていた…
アレンジ自在な点にも注目!
ラインナップですが、SSサイズの3.5g、Sサイズの4g、Mサイズの6g、Lサイズの9.5gの4種類あります。このまま使うのが基本ですが、前述のように各サイズ持っていればスナップを外すだけで各ウエイトに簡単に交換することができます。そしてシンカーの代わりにフロートを入れることも可能なんです。 アイ付きのフロートをワイヤーに通せばワンタッチでフロートリグの完成です。これは本当に便利で、最初にフロートを使い、表層で反応がなければシンカーに戻してキャロにするというのも簡単にできますし、もちろんフロートを入れた時もキャスト時にはワイヤーがL字になるためハリス絡みが少なくなります。 飛距離が欲しいときや深場を攻めたい時にはシンカーの下に1~2号の中通しのオモリを追加するのもアリです。 <写真キャプション> 1号+9.5g <写真キャプション> 2号+6.5g 遠投したいけどゆっくり攻めたいときは1号+9.5gのシンカー、素早く沈めたいときは2号+6.5gのシンカーにするなど、組み合わせ次第で様々なパターンが作れます。 さらにさらに、フロート+オモリというのもアリです。遠投したいけどキャロよりもスローに攻めたい時や、強い横風などでリグにブレーキをかけたい時、流れに乗せながらボトム周辺を攻めたい時などに効果的です。 そしてリーダーにはスナップが結束しているので、ワイヤーを外せばメタルジグやプラグに素早く交換もできます。夕マヅメではメタルジグで広範囲をスピーディーに探り、暗くなったらキャロやフロートに素早くチェンジするということも可能です。
ちょっと早いけどサーフアジングに強行!!
こんな感じで鯵天をとことん使いこなしている私ですが、先日、真新しい鯵天Rを持って今シーズン初の西湘サーフアジングに行ってきました。西湘サーフのアジングといえば40cmを超えるデカアジが釣れるのが魅力で、ハイシーズンの冬~春にかけてはよく通っています。 以前にも「釣れれば尺アジ! そんな夢のような場所が身近にあった! フロートリグ絶対有利のそのポイントとは?【渡邉長士の海釣り今日もいいチョーシ!】」で紹介してます。最近はメインパターンにもなっている河口パターンを発見した時のことも綴ってますので、そちらもぜひ読んでみて下さい。 釣行したのは11月中旬。この日は福岡の釣具店でのイベント帰りに羽田から直行する強行スケジュール。体力的には問題ないのですが、気がかりなのは時期が少し早いこと。釣果情報をリサーチするとデカアジの回遊は少しあるものの、数は出ていない様子でした。使用するタックルは以下の通り。 <使用タックル> ●ロッド:月下美人 AIR AJING 711M-T ●リール:エアリティLT2500S-XH ●ライン:UVF月下美人デュラセンサー+Si2 0.4号 ●リーダー:エメラルダス リーダー エクストリーム II 3号 ●ハリス:月下美人フロロリーダー 6lb+8lb ●シンカー:月下美人 鯵天R L 9.5g ●ジグヘッド:月下美人アジングジグヘッドTG 1.5g#8 ●ワーム:月下美人ブレーキンビーム2.0 ※全てDAIWA製 まずは比較的大きな河口に行ってみますが、思ったよりも河口付近が遠浅になっていて沖側のブレイクが攻められない状況。このような時は苦戦することが多いのですが、とりあえずやってみましょう。 河口の流れが岸とほぼ平行に流れているため、その流れの中にキャロをキャストすると1投目からアタリ!「おおっ! いるぞ!」と、期待が一気に膨らみます。 そして、次のキャストにもアタリ! でもこれはおかしい…。魚のサイズ感がデカアジではなく、小魚のような感じ。その後も毎キャストアタリはあるものの、なかなかフッキングせず、10投目ほどでようやく掛かりました。 その正体は10cmほどのコトヒキ。やはりまだまだ水温が高いようです。その後もコトヒキの猛攻が凄かったため少し河口から離れたところでキャスト再開。しばらくキャロで反応がなかったため、シンカーから15gのフロートに替え、ワームも「月下美人アジングビームバチコンカスタム3インチ」にチェンジ。 河口の直下よりも弱くなった流れにリグを乗せてゆっくりとドリフトさせていると、竿先がわずかに重くなるだけの違和感バイト。アワセを入れるとフッキングしたものの、引きはそれほど強くありません。 <写真キャプション> スルスルと寄ってきたのは本命のアジですが、サイズは本命ではない20cmほど。 例年シーズン序盤はこのサイズが混じることがあるので、やはりハイシーズンには少し早いようです。しかし、このバイトでアジングロッドの優位性を再確認しました。