国内男子下部が2025年からポイント制移行も レギュラーツアーは?
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘副会長が、国内男子下部ABEMAツアーについて2025年シーズンからポイント制に移行する見通しを示した。実現すれば、これまで翌年レギュラーツアーへの昇格など賞金ランキングによって決めていた出場資格の基準が各大会で付与されるポイントに変わることになる。 【画像】<2018年>男子下部ツアーに初挑戦した横峯さくら 2日に都内で定例理事会を開催。倉本氏は各大会の賞金総額が2000万円、1800万円、1500万円のいずれかで幅が小さいことに触れた上で、「来年からポイント制を導入していきたい意向です。いま12試合ある大会の大半の主催者の方々と意見交換をして、非常に好感触は得ています」と説明した。 レギュラーツアーのポイント制導入にも各大会から前向きな意見が聞かれているとしつつ、大会ごとの賞金総額に開きがあるため時期については明言を避けた。優勝によって複数年シードを付与する日本タイトルは1.25倍、海外メジャーは1.5倍といった制度設計を含めて主催者との調整を進めていく。 国内女子ツアーでは2022年からメルセデスランキングに一本化されるなど、世界的にもポイント制が主流となっている。